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第 2 回郷酒文化を育てる会「天山酒造」

昨年 2 月に開催された日本酒文化を楽しむ会「小城市の食材と天山酒造を味わう」が今年も東京にやってきました!鯉と羊羹が有名な小城市、そして滝と名水と花と温泉の町である。その滝から続く清流にさらされた鯉を使った「鯉のあらい(刺身)」や「鯉こく(味噌汁)」などの鯉料理は絶品。それを今回は表参道の名店「カッパス」でイタリアンシェフがさばきました。イタリアでも鯉料理が食べれている。イタリアン好きなら皆さん聞いたことのある、カルピオーネ(南蛮漬けのようなもの)ももともとは鯉の仲間の料理です。
そこで今回は鯉や佐賀牛をイタリアンで演出し、その魅力を引き出していきます。当日は小城市から生産者さんもいらっしゃりました。
そしてお酒は「天山酒造」小城市で水車業を営なんでいたが明治 8 年( 1875 年)酒造業を始め、現在の七田利秀社長は 5 代目。酒米は主に佐賀県産の良質な酒米を使用。自分達で酒米の栽培技術を習得しその栽培技術を地元の農家の方たちと共有し、地元で良質な酒米を収穫したいという思いから平成 17 年より「天山酒米栽培研究会」を立ち上げ「山田錦」栽培についての勉強会や他地域への圃場視察などを行い、酒米栽培 技術の研鑽と意識の向上を図っている。更に日本酒ファンに対して「人米酒プロジェクト」という体験イベントも実施している。大事に育てていただいた高品質な酒米の魅力を最大限に引き出せるように酒造りに取り組んでいるまさに「郷酒蔵」の代表である。今回は地元の食文化を大切にし営んでいる酒蔵を応援する「郷酒文化を育てる会」としてイベントが行われました。

( 参考:酒サムライ・日本酒文化を楽しむ会 主宰 杉原英二)

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酒蔵プレス編集部

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