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【第11回全国日本酒フェア&公開きき酒会】前夜プレイベントと当日の体験レポート

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日本酒造組合中央会が主催する第11回全国日本酒フェア&公開きき酒会が開催されました!
一年に一度、東京・池袋に全国45都道府県の酒造組合・酒造組合連合会に加盟する酒蔵が集まり、800銘柄以上の利き酒ができる世界最大級の日本酒イベントになります。

◆開催前夜の「日本酒フェア・プレイベント」を初開催!

2020年東京オリンピックに向けて、外国の方々に日本酒を素晴らしさを知ってもらう為に、在日大使館と外交官等を中心にしたプレイベントが前夜祭として開催されました。

後藤奈美氏(酒類総合研究所 理事長)が、今年の全国新酒鑑評会と利き酒の仕方について説明した後、大隅良典名誉教授(2016年ノーベル生理学・医学賞受賞 東京工業大学栄誉教授)が、Yeast Autophagy(イースト・オートファジー、酵母の自食)についてセミナーが開催されました。
Yeast Autophagy の「細胞が飢餓状態に、細胞の自食により細胞が生き抜いていく」ことの説明がとても印象的でした。
日本酒造りに欠かせない酵母(糖を食べて、アルコールと二酸化炭素を生成する)。日本酒造りの上級者には、酵母の働きを探ることも楽しさのひとつかもしれません。

一方、公開きき酒会場で参加者は、全国各地の日本酒をきき酒して、地域と蔵による味わいの違いを味わい、感じながら、自分好みのお酒を発見していました。

◆第11回全国日本酒フェア&公開きき酒会が2017年6月17日(土)に開催

10.1(10月1日)の日本酒の日に向けて、全国45都道府県の酒蔵が集まり、約6,000名の来場者に向けて日本酒の利き酒会が行われました。

日本酒フェアの会場では、全国45蔵の酒造組合・連合会、awa酒協会、長期熟成酒研究会、酒蔵ツーリズム推進協議会、酒蔵淡彩スケッチ、酒肴の組合などが出展しました。

公開きき酒の会場では、平成28酒造年度 全国新酒鑑評会(発表:5月24日)で入賞・金賞の約430点の利き酒ができました。

今回、日本酒フェアに行けなかった方は、来年の日本酒フェアに参加するか、これからはじまる全国各地の日本酒・和酒イベント、酒蔵ツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
和酒を楽しみながら、その地域の食文化と伝統文化を知るきっかけになります。

 

【参考URL】全国日本酒フェア
https://www.japansake.or.jp/sake/fair/index.html

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酒蔵プレス編集部

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