~「200周年を祝う進取の精神と伝統の融合-東京銘酒」~【嘉泉】田村酒造場‐東京都

2023/5/31

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第158回目の当記事では、東京都福生市の嘉泉(かせん)を特集します。 歴史と共に織りなす土蔵 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 文政五年創業(1822年)明治時代中期まで続いた店蔵(たなぐら)制度では、近隣の24の酒蔵の経営、製造などを監督役(総本店) を務めた酒蔵でございます。 ―代表銘柄は? 代表銘柄は「特別本醸造 幻の酒 」です。 酒造好適米を60%まで精米した特別本醸造酒。旨口にして、味のふくらみ ...

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~「 雪と緑と名水の酒蔵」~【銀嶺月山】月山酒造‐山形県

2023/5/30

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第157回目の当記事では、山形県寒河江市の銀嶺月山(ぎんれいがっさん)を特集します。 地元農家との絆、豊かな大自然の中で育まれる蔵 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 蔵の歴史は古く、元禄年間(1700年)「豊龍蔵」が酒造りを始めました。昭和47年さらなる品質向上を目指し、現在の地に月山酒造を創業しました。 山形県のほぼ中央出羽三山の主峰月山の麓に酒蔵があります。日本で一、二の広大な広大なブナの原生林を背景 ...

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【体験レポート】なまはげ発祥の地・男鹿市で生まれたクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」の魅力

2023/5/26

皆さんは、「クラフトサケ」をご存じでしょうか。現在の日本では、日本酒を造るための免許の新規発行が原則認められていません。そのため、その他の醸造酒製造免許を取得して、近年クラフトサケ業界へ新規参入する若い醸造家が増えています。 今回はそんな酒造りに情熱を持つ「稲とアガベ」というクラフトサケ醸造所をご紹介します。ここでは酒造りだけでなく、地元食材を活用したレストランや街づくりのプロジェクトにも力を入れ、地域活性化に貢献しています。 今回はその醸造所の特徴と魅力について、「クラフトサケ」、「食」、「街づくり」と ...

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~「 東北に酒ありエイセン 」~【榮川】榮川酒造‐福島県

2023/5/24

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第156回目の当記事では、福島県磐梯町(ばんだいまち)の榮川(えいせん)を特集します。 名水との絆、醸し出すのお酒 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 明治2年、会津若松市内宮森文次郎酒造店より分家現在地に於て宮森榮四郎酒造店を創業。昭和22年、国税庁から東北で初の一級酒工場の指定を受けた。 戦中戦後の統制下の極端な清酒不足時代に於ても一貫して、優良酒の醸造に専念し消費者に品質で奉仕し今日の基礎を築いた。 ...

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令和4酒造年度 全国新酒鑑評会の金賞酒と入賞酒が発表!山形県が金賞受賞数で日本一、福島県は10連覇にならず。

2023/5/24

酒類総合研究所は、令和4(2022)酒造年度(2022年7月~2023年6月)の日本酒の製造技術と酒質を競う全国新酒鑑評会の審査結果を5月24日に発表しました。 酒類総合研究所は、令和4酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会です。 令和4酒造年度全国新酒鑑評会の金賞酒と入賞酒の酒蔵の一覧は、こちらに ...

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~「 創業130周年「吟醸酒」のパイオニア酒蔵」~【出羽桜】出羽桜酒造‐山形県

2023/5/23

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第155回目の当記事では、山形県天童市の出羽桜(でわざくら)を特集します。 品質と情熱、吟醸酒の魅力を広める ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 出羽桜酒造は明治25年(1892年)に初代仲野清次郎が分家し、酒蔵として創業致しました。それ以来、地元に根ざした品質第一の酒造りに徹し、1980年には、蔵の看板酒である「桜花吟醸酒」を発売致しました。 当時「吟醸酒」という言葉は一般的に知る人が少なく、鑑評会用にの ...

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~「美味しい日本酒を鈴鹿から世界へ」~【作】清水清三郎商店‐三重県

2023/5/18

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第154回目の当記事では、三重県鈴鹿市の作(ざく)を特集します。 三重県鈴鹿の酒蔵が織りなす、神々の食卓への調和 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 1869年創業。三重県鈴鹿市の伊勢湾に面した酒蔵です。三重の酒は伊勢神宮との関係が深く、弊社も例外ではありません。 酒米はお伊勢参りに来た人々が日本中に広めたという説がありますし、1500年以上前から、日毎朝夕大御食祭という食べ物をつかさどる豊受の神(外宮)で ...

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~「 昼夜を問わない24時間体制の酒造り、伝統の技と手づくりにこだわる酒蔵」~【 一ノ蔵 】 一ノ蔵 ‐宮城県

2023/5/17

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第153回目の当記事では、宮城県大崎市の一ノ蔵(いちのくら)を特集します。 世界農業遺産に認定された自然と調和する蔵 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 昭和47年、宮城県内の歴史ある酒造家四社の若手経営者が“良酒づくり日本一”の蔵を志そうと合同し、『一ノ蔵』が誕生しました。 2017年に世界農業遺産に認定された大崎耕土の東、大崎市松山に蔵を構えております。森林丘陵と田園風景を持つこの町は、古くから農業と醸 ...

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~「 伝統の中からの革新 」~【光武】光武酒造場‐佐賀県

2023/5/16

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第152回目の当記事では、佐賀県鹿島市の光武(みつたけ)を特集します。 伝統を守り、品質を向上させる酒蔵 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 創業は1688年と非常に歴史の長い蔵です。 光武酒造場のある佐賀県鹿島市浜町は、江戸時代から酒造りの盛んな地域で、数ある酒蔵の中でも光武酒造場は「伝統の中からの革新」を合言葉に、昔ながらの酒造りの伝統は守りながらも一つ一つの製品の品質向上のため絶え間のない努力を続けて ...

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【取材レポ】「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023」の入賞酒試飲商談会

2023/5/12

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023」の入賞酒試飲商談会が、2023年4月28日(金)に学士会館(東京都千代田区)にて開催されました。 「世代」「業態」「国」の境界を超えて日本酒を広げることを目指すこのアワードは、13年目の今回、276社から1054点のエントリーされました。審査をおこない、最高金賞55点、金賞264点を選出しております。 その審査から最高金賞・金賞に入賞した蔵元55社が、「審査会」も行われた歴史ある学士会館で一堂に会しました。 会場の参加者は、リーデルの大吟醸グラスでテイスティ ...

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