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アマチュアのきき酒日本一決定戦!【第 38 回 全国きき酒選手権大会】

日本酒造組合中央会(東京都港区:会長 篠原成行)は、2018年10月26日(金)、アマチュアのきき酒日本一を決める「第38回 全国きき酒選手権大会」を開催しました。

36都道府県の予選を勝ち抜いた優勝者から72名が参加する「個人の部」、各都道府県の代表 2 名の合計点で競い合う「団体の部」、現役の大学生が参加する「大学対抗の部」、外国の方だけで競い合うきき酒競技会として日本で唯一の「インターナショナルの部」の 4 つのカテゴリでアマチュアきき酒日本一を競い合いました。

◆審査の基準は2種類!
審査の基準は、「筆記試験」と「マッチング法」の2種類。筆記試験は、日本酒造組合中央会が監修の日本酒好きでも即答が難しい問題になっています。多種多様な表情を持つ日本酒を見極め、精緻な分析力が欠かせないマッチング法は、7種類の酒質を色や香り、味わいからきき分け、好みの順位をつけます。
さらにもう一度きき酒し、1回目につけた順位と照合。整合性が取れているほど点数が高くなる採点方法になります。

参加者の声では、「7種類の日本酒は、かなり香味が似ていました」「カプロン酸エチルと酢酸イソアミルの香味で比べました」「お酒を沢山飲んで、練習をたくさんしました」「利き酒で感じたことをメモにたくさん書くのがコツかな」など様々な意見をいただきました。

筆記試験ときき酒競技の後には、「味覚と嗅覚の話」と題して日本酒造組合中央会 理事 濱田由紀雄氏によるセミナーが開催されてました。

 

篠原会長からは、「日本酒を世界の食中酒にしたい。ワインの世界に入っていこう」というお言葉がありました。
優勝、準優勝、3位、入賞者は下記になります。
「個人の部」
優勝:長野県 高橋嗣明さん
準優勝:愛知県 服部知邑さん
3位:千葉県 青木三枝子さん
「団体の部」
優勝:宮城県(三村聖子、奥原直美)
2位:愛知県(阪野里帆、服部知邑)
3位:高知県(川田博士、三戸毅)
「大学対抗の部」
優勝:京都大学
2位:徳島大学
3位:青山学院大学
「インターナショナルの部」
優勝:金彩潤さん(韓国)
準優勝:李倫さん(台湾)
3位:Jean-Gaspard Páleníčekさん(フランス)

入賞者のみなさま、おめでとうございました!

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酒蔵プレス編集部

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