【取材レポ】 20周年を迎える日本酒ファンの聖地 「にいがた酒の陣2024」
2024/3/18
国内最大級の日本酒イベント「にいがた酒の陣2024」が今年も新潟市の朱鷺メッセで3月9日(土)、10(日)に開催されました。今年で20周年を迎える同イベントは、去年より1,000人多い4,000人(合計16,000人)の来場者を集め、一部のチケットは発売からわずか8秒で完売したそうです。大盛況で幕を閉じた年に一度のビックイベントを振り返ります。 78蔵から400種類以上の日本酒が集結 県内78蔵から400種類以上の日本酒が一堂に会しました。蔵の定番商品だけではなく、酒の陣限定商品も多数あり、参加者はレアな ...
「醸道無限」二百余年の拘りが極上の酒を醸し出す、淡麗旨口【〆張鶴】宮尾酒造‐新潟県
2024/3/14
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第253回目の当記事では、新潟県村上市(むらかみし)の宮尾酒造(みやおしゅぞう)を特集します。 良質な素材と歴史ある酒造技術 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 創業1819年、新潟の県北に蔵を構え、鮭の遡上で知られる三面川の源流となる朝日連峰からの超軟水の伏流水を仕込みに使い、日本一の米処新潟で育まれた良質の酒米を自社精米工場にて磨き上げます。 宮尾家には2代目当主が酒造技術を記した「酒造伝授秘法の巻」が ...
【開催報告】「Japan Sake & Shochu Academy2024」開催
2024/3/13
日本酒造組合中央会は海外で日本酒と本格焼酎・泡盛の正しい知識の普及を行う専門家の育成を目的として、「Japan Sake & Shochu Academy」を東京で開催いたしました。毎年の2月に旧醸造試験場跡にある赤レンガ酒造工場で行う当アカデミーは、2017年にスタートし、今年で8回目、受講希望者が80人を超える大変人気の講座になっています。 今回、2月26日(月)から3月1日(金)までの5日間に赤レンガ酒造工場でセミナーを実施し、神奈川県の黄金井酒造(厚木市)と泉橋酒造(海老名市)の2つの酒蔵 ...
創業享保5年(1720年)緑と清流の里で300年以上続く酒蔵【初緑、奥飛騨】奥飛騨酒造‐岐阜県
2024/3/13
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第252回目の当記事では、岐阜下呂市(げろし)の奥飛騨酒造(おくひだしゅぞう)を特集します。 自然に恵まれた豊かな酒造り ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 創業享保5年(1720年)、ここ飛騨の地で酒造りをはじめて300年以上になります。代表銘柄は、初緑と奥飛騨です。 初緑は尾張のお殿様から頂いた創業銘柄になります。ここ飛騨金山は、馬瀬川と飛騨川の合流地点になります。 この豊かな伏流水を使用し、お酒を醸し ...
酒造りを見て、感じて、味わえる!大人も子供も楽しめる「発酵文化の体感空間」【浜福鶴】小山本家酒造 灘浜福鶴蔵‐兵庫県
2024/3/12
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第251回目の当記事では、兵庫県神戸市(こうべし)の灘浜福鶴蔵(なだはまふくつるぐら)を特集します。 震災を乗り越えた強い絆 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 「浜福鶴」は明治初期(1900年頃)からこの地で酒造りを営み、当時は「大世界」という銘柄でその名を馳せました。 その後、昭和の大戦時に国の企業整備があり、終戦後の1950年に「福鶴」を名乗り酒造業を再開、1989年に「世界鷹小山家グループ」へ加入し ...
飲んで応援!知って応援!「石川・富山の地酒市」が日本橋兜町で開催!
2024/3/7
能登半島地震で被害を受けた酒蔵への支援を目的としたチャリティイベント「石川・富山の地酒市」は、3/22(金)・3/23(土)に日本橋兜町の「KABUTO ONE」で開催いたします。 石川・富山の30種類以上の地酒を購入・試飲(有料)でき、イベントの収益は全額を石川県と富山県の酒造組合に寄付されます。皆様、石川・富山の地酒を楽しんで購入し、能登半島地震で被災した両県の酒蔵にエールを送りましょう! イベント概要 日 時:3月22日(金)15時00分~19時30分/3月23日(土)11時00分~17時00分会 ...
ー春 酒薫るー「一都三県蔵元との交流会」が東京交通会館で開催!
2024/3/6
日本酒造組合中央会東京支部と東京七島酒造組合は2024年4月20日(土)、東京都千代田区有楽町の東京交通会館にて春の酒祭り「一都三県蔵元との交流会」を開催いたします。 当イベントは日本酒と焼酎の試飲ができ、蔵元が直接お酒の説明をいたします。プレミア酒も提供(有料試飲コーナーにて・有料チケット使用可能)、ミス日本酒も来場し華やかに会場を盛り上げます。 開催概要 日 付:2024年4月20日(土)開催時間:第1部 12時30分~14時30分 / 第2部 15時30分~17時30分 会 場:東京交通会館12 ...
バランスよくどんな料理にも合う「食中酒」を追求し、進化を続ける創業300年以上の酒蔵 【七冠馬】簸上清酒‐島根県
2024/3/5
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第250回目の当記事では、島根県奥出雲町(おくいずもちょう)の簸上清酒(ひかみせいしゅ)を特集します。 泡無酵母の原種を発見した蔵 ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 当蔵は1700年代前半(正徳年間)に島根県・奥出雲で創業しました。長い歴史の中で数度火災に見舞われ正確な記録が消失しましたが、同じ郡内には当蔵含め5軒の酒蔵があったといわれ、古くから酒造りが盛んな地域であったことが伺えます。 1910年に町内 ...
飲んで旨いお酒、飲み手の心を豊かにするお酒を【泰斗、朱盃】千代の園酒造‐熊本県
2024/3/1
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第249回目の当記事では、熊本県山鹿市(やまがし)の千代の園酒造(ちよのそのしゅぞう)を特集します。 純米酒の先駆け、米にこだわる酒造り ―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。 千代の園は明治29年(1896年)創業の酒蔵です。米問屋を営んでいた初代が、米へのこだわりから酒造りを始めました。戦後の昭和43年(1968年)、普通酒が主流となっていた時代に全国に先駆けて純米酒造りに取り組み、その純米酒を『朱盃』と名 ...
「SUMIGA×桝田酒造店×並里直哉氏」アートピースのような唯一無二の日本酒「SUMIGA sake」発売
2024/3/1
墨の濃淡により繊細かつ大胆に描かれるSUMIGA。富山の名醸「満寿泉」の桝田酒造店の協力のもと、唎酒師並里直哉の監修により誕生したSUMIGA sakeが発売されました。 ブルゴーニュの白ワイン樽で熟成させた原酒をベースにSUMIGAのスタイリッシュな世界観を表現しました。爽やかな酸味と樽香を感じる芳醇で豊かな味わい。 どこまでも自由に軽やかに時空を飛び超えるボーダレスなインプレッション。唯一無二のマリアージュをお楽しみください。 商品概要 味わいについて 墨で描く新たな表現であるSUMIGA をイメージ ...
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