清水清三郎商店株式会社
三重県鈴鹿市 清水清三郎商店株式会社 代表銘柄:『作(ざく)』
『酒蔵紹介』
当社は、1869年に鈴鹿市若松村にて創業。元来、鈴鹿の酒の歴史は古く、倭姫命(やまとひめ)が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け、鎮座場所を現在の伊勢神宮に定めるまでの行幸を書いた「倭姫命世紀」(やまとひめみことせいき)に、味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに)の記述が見られます。 現代の辞書「大辞林」(集英社刊)では、「味酒」とは「酒の産地として有名なことから鈴鹿にかかる枕詞として使われる」との記述も見られます。古来より鈴鹿山脈から湧き出る清冽な伏流水から育まれる伊勢平野の良質な米が、おいしい酒造りに適していたことが伺えます。鈴鹿の酒造りの精神を引き継ぎ、鈴鹿で生まれ育った杜氏が歴史史実に負けない「味酒」を精魂込めて醸しています。2016年5月に伊勢志摩で開催されたG7サミットでは、1日目のワーキングランチで乾杯酒として採用され、各国の首脳陣に味わっていただきました。
『酒造りの近況について』
私たちの目指す日本酒は、日本酒の可能性をより高いレベルにまで存分に発揮させることです。そのために、何が必要か、徹底的に最適な方法を探求し続けています。そのひとつが、すべての酒の仕込みを総米600㎏から900㎏の小さいタンクで行うことです。手間はかかりますが、この規模が醗酵タンクの中での麹と蒸米の状態や酵母の働きにとってちょうど良いと思われるからです。また、全ての酒造りの過程において冷却設備を用いて細かな温度管理を行い、その季節や天候に合わせた最善の品質の酒を細かく調整することで、いつでも安定した酒質を保てるのです。 こうして、弊社では年間を通じて酒造りを行っております。 収穫された米を使ってその命を余すことなく生かして行う酒造り、酒になっても米の命は生き続けています。その米の命を生かし続けるより良い酒の造り方を我々は探求し続けています。
『和酒フェスへお越し頂くお客様への一言』
私たちは惜しみない挑戦によって進化をし続ける「味酒」を醸します。
■清水清三郎商店株式会社
http://seizaburo.jp/
■作(ざく)ブランドサイト
http://zaku.co.jp/
■鈴鹿川(すずかがわ)ブランドサイト
http://suzukagawa.com/
■Facebook
https://www.facebook.com/suzukagawa/
■酒蔵のご当地情報(三重県鈴鹿市)
http://www.kanko.suzuka.mie.jp/