島根県奥出雲町
代表銘柄:『七冠馬(ななかんば)』
酒蔵紹介
簸上清酒は江戸時代の正徳2年(1712年)に創業して以来、約300年15代にわたって島根県奥出雲町で酒を造り続けてきました。奥出雲は神話とたたらの里と言われ、スサノオノミコトとヤマタノオロチで知られる出雲神話や、古来より伝承される製鉄法「たたら製鉄」が息づく土地です。
中国地方随一の米どころでもあり、ここで採れる良質な酒米と、日本海からの季節風がもたらす雪による伏流水、そして出雲杜氏の伝統の技が合わさって、弊社の日本酒は造られます。また、1962年に現在では日本全国の酒蔵で広く使われている「協会泡無酵母」の原種が発見された蔵としても知られています。
使用する酒米は島根県産の佐香錦と改良雄町、山田錦、五百万石、そして一部大吟醸や吟醸系のお酒に使用する山田錦や美山錦を兵庫県と長野県から調達しています。地元奥出雲の食文化に根差した酒造りを追求し、「酸味のバランス」を重視した辛口濃醇な味わいが特徴です。
過去には全国新酒鑑評会やインターナショナルワインチャレンジなどの受賞歴があり、昨年は全国新酒鑑評会で金賞を受賞、フランスで開催される日本酒コンテストKura Master2021の純米酒部門でプラチナ賞を受賞しました。杜氏を務める松本年正は2017年に「現代の名工」として国から表彰、2020年には「黄綬褒章」を受章しました。
酒蔵の近況、酒造りへの想い、今後の展望
とがりすぎず、軽すぎない。バランスがよく飽きのこない一杯が弊社のお酒です。日本酒の味の流行に流されず芯をしっかり持ち、一方で広い視野を持って新しいことに挑戦しています。今年は蔵人だけでなく壜詰めや出荷、営業のスタッフも一緒になって酒造りをしたり、今までに仕込んだことがない酒造りにもチャレンジしています。
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