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「2019酒造年度 108回 全国新酒鑑評会」は、入賞酒のみ公表、金賞酒は決めず

酒類総合研究所(広島県東広島市)は、2019酒造年度(19年7月~20年6月)に製造された日本酒の出来栄えを競う「108回 全国新酒鑑評会」金賞酒の選定中止を発表しました。

理由は、新型コロナウイルス感染症に伴った非常事態宣言の延長に伴い、広島県が県外からの移動の自粛などが求められており、審査は困難と判断したとのことです。

同研究所によると、今回は全国850点の出品があり、予審は4月に行われ、決審は5月12日(火)と13日(水)におこなわれ金賞酒を決める予定でした。そこで、既に4月に審査を終えている入賞酒だけを選び、同研究所のWEBサイトで5月22日(金)に発表します。

昨年は237点が金賞酒に選ばれ、都道府県別で福島県が22点で最多の7年連続の「日本一」となり、秋田の18点、兵庫の16点、新潟の15点、長野の14点と続いていました。

毎年、金賞と入賞の受賞酒と金賞酒蔵が発表された後に、酒蔵がお客様へ報告する姿をみかけていましたが、今年はその姿が見られないのはさみしい想いがします。

酒類総合研究所
https://www.nrib.go.jp/

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酒蔵プレス編集部

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