「日本の棚田百選」に認定されている長野県上田市の「稲倉の棚田」で栽培された酒米を使って、地酒を醸すドキュメンタリー映画『一献の彼方に』があります。その映画は上田市の岡崎酒造をはじめ、地域の酒造りへの思いを記録したもので、監督は桜井洋倫(ひろのり)さんです。
イタリアのオニロス映画賞ドキュメンタリー部門の7月最優秀賞を受賞しています。本映画が4月17日から5月17日までの1ヶ月間インターネット配信されることになりました。
【ドキュメンタリー映画のあらすじ】
信州上田の小さな酒蔵が醸す”日本酒”と、そこにまつわる人々の”情熱”をとらえた一年間の物語 ―。
長野県上田市に所在する岡崎酒造は創業350年の歴史ある酒蔵。
蔵を継いだ杜氏・岡崎美都里と、婿入りした社長・岡崎謙一が時にぶつかり合い、時に支えあいながら日本酒を醸してきた。
しかし、近年は売り上げの低迷により今後の方向性を見い出せないでいた ―
一方、”日本の棚田百選”にも選ばれている「稲倉(いなぐら)の棚田」は上田市唯一の風光明媚な棚田だが、生産者の高齢化、後継者不足によりその存続が危ぶまれていた。
そこで「岡崎酒造」と「稲倉の棚田」がタッグを組み、棚田産の酒米でメイド・イン上田の酒を醸すことになった。
しかし、だだ「モノ」を造るだけでは世間には伝わらない。“味”や“蔵の歴史”だけでなく、その背景にある生産者や地域の魅力を伝えることが使命と考える地酒屋や居酒屋、ソムリエが関わることによって日本酒が単なる「モノ」から「コト」へ変わり、飲み手に伝わる。
日本酒に関わるそれぞれの「想い」をつなぐ物語がいま始まる―!
【予告映像】
再生時間: 1時間 2 分
配信元:Vimeo
視聴料金:500円
レンタル期間:2020年4月17日~5月17日
【動画視聴サイト】
https://vimeo.com/ondemand/ikkon