本記事では、全国各地のお酒を実際にテイスティングし、香りや味わい、編集部が感じた印象を率直にお伝えしていきます。
今回取り上げるのは、福島県二本松市にある人気酒造の「人気一 凍眠 純米大吟醸」。
その個性を、基本情報とともにじっくりと味わってみました。
今回の酒蔵
人気酒造は、福島県二本松市に蔵を構える日本酒の酒蔵です。
二本松市は安達太良山の豊かな自然に恵まれ、澄んだ伏流水が流れる、古くから酒造りが盛んな地域です。「吟醸だけしか造らない、手造りだけでしか造らない蔵」を掲げ、昔ながらの酒造りを大切にしています。
麹を手造りし、和釜で米を蒸し、木桶を使って醪を仕込むなど、伝統的な製法にこだわっており、日本酒の貯蔵タンクを持たず、すべて瓶で貯蔵しているのも特徴です。
伝統を守りながらも、スパークリング日本酒など新しい日本酒にも挑戦し、日本酒のさまざまな楽しみ方を提案しています。


お酒について
今回テイスティングしたのはこちらのお酒。
- 人気一 凍眠 純米大吟醸
2026年6月29日に発売したこちらの商品。
搾りたての最高の瞬間に、冷凍技術リキッドフリーザー「凍眠」で急速凍結しています。
限りなく酒蔵での搾りたてに近い鮮度の保ったままの生酒を飲みたいときに解凍して再現することが出来ます。

テイスティング
人気一 凍眠 純米大吟醸
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール度数:15度
精米歩合:50%
【商品説明】
辛口ですが辛過ぎず、きれいな酸、ほんのりとした甘味と軽快な後味、 しっかりとした味わいの純米大吟醸です。
できたての生酒のまま特殊技術で急速冷凍しております。 解凍後は再冷凍はしないでください。
造った時のまま凍眠した状態ですので、解凍後できたての風味をお楽しみいただけます。

【レポート】
グラスに注ぐと、リンゴやメロンを思わせる華やかな香りが広がり、口に含むと、ほどよいガス感がありながらも口当たりはやさしく、ほんのりとした甘みを感じます。
最初は華やかな香りとやわらかな甘みが印象的ですが、飲み進めるにつれて徐々に苦味と酸味が顔を出し、味わいのバランスが整っていきます。
最後には辛口のお酒を思わせるような、すっきりとした余韻。後味がだらけることなく、きれいに切れていくのを感じました。
また、今回は溶けている途中のみぞれ状の状態でも味わってみました。
すると、先ほどまで感じていた華やかな香りはほとんど感じられず、ひと口目からすっきりとした辛口のお酒のような印象に。
しゃりしゃりとした食感も加わり、ついつい杯が進むような飲みやすさがあります。
個人的には、キンキンに冷えた状態よりも、しっかりと溶けた後、少し常温に近づけた状態のほうが旨みを感じられました。
温度によって印象が変わるので、飲みながら好みの温度を探してみるのも面白そうです。
料理と合わせるなら、しっかり冷えた状態では天ぷらや刺身など、少し温度を上げた状態ならチーズや煮物など、旨みのある料理とも合わせてみたいと思いながら楽しみました。
まとめ
伝統的な酒造りを大切にしながら、新しい日本酒の楽しみ方にも挑戦している人気酒造。
今回の「人気一 凍眠 純米大吟醸」は、そんな人気酒造らしさを感じられる一本でした。
搾りたての生酒を凍結しているからこそのフレッシュさはもちろん、解凍の具合によって香りや味わいの印象が変わるのも、このお酒ならではの楽しみ方。
普通の日本酒とは少し違った感覚で、飲む過程そのものを楽しめるお酒だと感じました。
「日本酒は温度によって味わいが変わる」とよく言われますが、この一本はその変化をより身近に楽しめるお酒。
まずはしっかり冷えた状態から、少しずつ解凍されていく過程を楽しみながら、自分好みの飲み頃を探してみてはいかがでしょうか。
日本酒好きの方はもちろん、いつもとは少し違った日本酒を楽しんでみたい方にも、ぜひ一度飲んでみてほしい一本です。
酒蔵について

人気酒造株式会社
福島県二本松市山田470番地
公式サイト:https://ninki.co.jp/
オンラインショップ:https://ninkiinc.com/
普段味わうことのできない特別な体験に酔いしれました、、、
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