古来より継承される日本の伝統芸能「能」と「日本酒」にテーマをしたイベント、第二回和氣乃會(わきのかい)公演「能とお酒の饗宴」が、9月21日(木)に本郷にある室生能楽堂で開催されます。敷居が高いと思われがちな能に、日本酒を掛け合わせることで、新しいファン層を開拓するイベントとして、お酒にまつわる演目、能「一角仙人」、狂言「寝音曲」、舞囃子「松尾」を上演します。
開演前に京都府京丹後市の酒蔵、木下酒造の「玉川」が振舞われ、能楽の後は、能楽師・御厨誠吾氏と、木下酒造からゲストとして、外国人初の杜氏・フィリップ・ハーパー氏とのトークセッションがあります。「能とお酒〜時空を超えて旅するタイムマシン」をテーマに、第一戦で活躍されているお二人ならではの能と日本酒を聞かせていただけます。司会進行は映画『一献の系譜』監督の石井かほり氏。ご自身が小鼓を打ち、そして日本酒の酒づくりの現場を誰よりも知る映画監督ならではの、コメントも楽しみです。さらに、お帰りの際に「玉川」饗宴オリジナルラベル一合瓶がお土産として用意されています。
能楽ファン、日本酒ファン双方の方々にとって、未知のマリアージュ体験を共有できるイベントになるでしょう。お仕事帰りに、会場の水道橋まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
左から「能とお酒の饗宴」を主催している和気乃會・坂嵜透さん、横山京子さん。能楽師・御厨誠吾さん。映画監督・石井かほりさん。
【能とお酒の饗宴 開催概要】
日時:9月21日(木) 18:00開場、18:45開演
会場:室生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)
主催:和氣乃會
席種:正面席 8,000円、脇正面席 7,000円、中正面席 6,000円
レイトチケット 4,500円
※レイトチケットは、能(19時20分上演予定)以降の演目をご観覧いただけるチケットです。座席は脇正面後方席となります。
チケット販売及び問い合わせ:http://wakinokai.com/