日本酒外交

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外務省が攻めの「日本酒」外交 パーティー、試飲会需要急増 首相もPRを牽引

 日本酒外交
外務省が在外公館へ発送している日本酒や国産ワインの量が激増している。試飲会やパーティー用の需要が増えているためで、平成25年度には日本酒約1万200本(前年比約65%増)、国産ワイン約4100本(前年比約37%増)と飛躍的な伸びをみせた。25年度の日本産酒類輸出額も過去最高の251億円を達成しており、日本「酒」外交が活発に展開されている。


 安倍晋三政権は成長戦略として「攻めの農林水産業」を掲げており、外務省も「攻めの姿勢」を意識し、昨年から各国の大使公邸、総領事公邸での日本酒、国産ワインの試飲会やパーティーを積極的に催している。

 昨年は米国、英国、ドイツ、イタリア、スウェーデン、オーストラリア、中国、スイスなどで日本産酒類に特化したイベントを行い、販路開拓や認知度向上に取り組んだ。

 提供される日本酒は、世界のワイン業者が注視するコンペ「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」の「SAKE部門」で入賞した銘柄が中心。華やかな香りの吟醸系が好まれる傾向にあるという。外務省は、日本酒造青年協議会が結成した、世界に日本酒の魅力を発信するグループ「酒サムライ」の協力を仰ぎ、在外公館にIWC入賞銘柄を周知し、希望を募って東京の本省から発送している。

 

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酒蔵プレス編集部

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