株式会社南部美人(本社:岩手県二戸市、代表取締役社長:久慈浩介)は、1月25日(金)、2013年のコーシャ認証取得に続き、ヴィーガン認証を国内外の両方で無事に取得しました(国内:NPO法人ベジプロジェクトジャパン、海外:The Vegan Society)。同社の海外輸出酒のすべてがヴィーガン認証となり、国内初&世界初のヴィーガン認証の日本酒を国内外に向けて発信・提供できるようになりました。
ヴィーガンとは
ヴィーガンは、肉や魚はもちろん、卵や乳製品を含む、動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」のこと。日本酒は米と水を原材料としているので、植物性食品のみを食べる「ヴィーガン」がもともと口にできるものです。「ヴィーガン認証」があることで、「コーシャ」のように幅広い外国人の方に安心して味わっていただけるようになると考えました。国内の他の蔵元もヴィーガンの認証を受けることで外国人の手にとってもらえるチャンスがきっと増えると考えています。
「当たり前を見える化」すること
日本酒は、米と水と麹が原料のため、ヴィーガン食品と言えます。しかし、ヴィーガン認証を得るためには原料検査などを含めて、構想から取得まで4年の歳月がかかりました。
ヴィーガン認証マークを日本酒ラベルに貼り「当たり前を見える化」することにより、ヴィーガンとベジタリアン(Vegetarian,菜食主義者)にとって、すぐに手に取ってわかります。
2020年に向けて、日本酒の世界輸出が増加していくと同時に、インバウンドで日本を訪れる様々な外国の方々が増えていきます。
ヴィーガン日本酒の挑戦に対して、1年後の市場の反響を聞くのが今から楽しみです。