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【取材レポ】祝 10万人突破!「日本酒で乾杯 WEEK」にて世界・全国各地で10万名以上が日本酒で乾杯に参加!

日本酒造組合中央会(東京都港区:会長 篠原成行)は、2019年10月1日(火)の「日本酒の日」と、その前後の9月28日(土)~10月6日(日)の9日間を「日本酒で乾杯 WEEK」として、日本酒の美味しさや乾杯の楽しさを参加者が体感するイベント「全国一斉 日本酒で乾杯!2019URL:https://kampai-sake.jp/)を開催しました。今年で5回目を迎え、各都道府の県酒造組合、酒蔵、飲食店、酒販店と連携して、日本酒で乾杯するイベントが世界、全国各地で行われ、公式サイトへの写真投稿分を含めて、10万4,963名が乾杯しました。
また、SNSでハッシュタグ(#日本酒で乾杯2019、#kampaiwithsake2019)を付けた日本酒で乾杯している画像を多くの方が投稿される等、世界から注目される日本酒の人気の広がりを見せるイベントとなりました。

kampaiwithsake2019

10月1日(火)のメイン会場として、恵比寿ガーデンプレイスに隣接するアクトスクエアで開催された「全国一斉 日本酒で乾杯!in 恵比寿」では、一斉乾杯の模様はYouTube LIVE から動画配信されて、各地からもイベント会場の雰囲気を楽しむことができました。プログラムは二部構成で、女優で唎酒師の緑川 静香さんのMCではじまりました。

第一部(16:00~)は、メディア・インフルエンサー50名が対象の「最先端の日本酒ペアリング」のワークショップ。ゲストは、日本酒と料理とのペアリングで人気の日本酒バー「GEM by moto」千葉 麻里絵さん、 酒類総合研究所、東京国税局 鑑定官室長を経て、現・日本酒造組合中央会 理事 宇都宮 仁さん、日本酒に合う料理レシピ開発や料理教室を主宰する発酵料理研究家 真野 遥さん、日本酒スタイリスト、スポーツ栄養士のこばた てるみさんの4名。日本酒だからこそできる新しい美味しさを感じるペアリングについて、参加者は千葉さん、宇都宮さんの講演と、その後、真野さん、こばたさんを交えたトークセッションを聴きながら、講師の方々が選定した4タイプの日本酒と、千葉さん、宇都宮さんの共著『最先端の日本酒ペアリング』をもとに、真野氏が調理監修された8種類の食材とのペアリングの感想を、配布されたシートに記入しながら行いました。

質疑応答では、参加者からの質問がひっきりなしに飛び交い、登壇者の振り返りコメントをいただいた後、名残惜しくも終演しました。第五回世界唎酒師コンクール小売サービス部門優勝者の沼田 広志さんは「まさに圧巻のセミナー。千葉さんは理論と感性が両立する稀有なタイプの提供者であると日頃から感じていたが、宇都宮先生の理論的な裏付けを根拠に更に厚みを増した説得力のあるノウハウを聞くことができたゲストは幸運でした。」また第9代にいがた観光親善大使の杵淵 未来さんは「最近は日本酒とお料理の相性について意識して飲むことが多いので、今回のセミナーはとても勉強になりました。お豆腐というシンプルな食材が調味料によって、タイプの違うお酒それぞれに合うように変身することが面白かったです。これから自分でも美味しいペアリングを探すのが楽しみになりました!」と感想を語ってくれました。

第二部(18:40~)からは、招待客50名に20歳以上の若者を中心とした一般参加者が加わり、360度スクリーンに「日本酒の作り方」の映像が流されて、ウェルカムドリングを片手に入場、ウェルカムミュージックで華やかにスタートしました。
鏡開きは、上述のゲスト4名、篠原会長、日本酒造組合中央会需要開発委員会の七田 謙介委員長、日本酒及び日本文化の魅力を世界に伝える2019 ミス日本酒 春田 早重さん、準グランプリ 冨田 梨花さんの8名で行いました。

19時の一斉乾杯に向け篠原会長が挨拶に立ち、「日本酒を世界の酒にしようと頑張っています。世界から注目の集まる2020年、また2020年以降を見据えて、「國酒」である日本酒の魅力・日本酒文化を広く国内外に伝えてまいります。日本酒業界の取り組みに、ぜひご注目ください。」と述べました。
参加者全員でカウントダウンをして、19時に総勢364名が「日本酒で乾杯!」を行い、一斉乾杯の模様はYouTube LIVE から動画配信されて、各地からもイベント会場の雰囲気を楽しむことができました。

会場には、北海道から沖縄まで47都道府県の日本酒を4タイプの分けて提供されて、それに合わせるスペシャルなおつまみセットが配られ、「最先端のペアリング体験」を銘々が行い、最高の組み合わせを模索しました。さらに、先月の山形県沖地震において被災した鶴岡市、大山地区の酒蔵の日本酒を提供して、「飲んで応援!」が呼びかけられました。

後半は、最大800インチ相当・360度巨大パノラマスクリーン映像と5.1ch対応の音響による演出、津軽三味線奏者・作曲家の雅勝さんと和太鼓奏者 千代園 剛さんコラボの伝統芸能パフォーマンスが披露され、新しい日本文化と日本酒の楽しみ方を満喫しました。最後に、主催者を代表し、日本酒造組合中央会 需要開発委員会 委員長 七田 健介氏より中締めの挨拶。参加者全員で、記念写真を撮影。エンターテイメントと、参加者同士の懇親会で、日本最大の日本酒乾杯イベントとして盛り上がりました。
毎年10月1日をピークに開催される「全国一斉日本酒で乾杯!」は、世界、全国各地のイベント会場、酒蔵、飲食店、酒販店等で開催され、またYouTube LIVE を見ながら自宅でも参加できます。あなたも参加して、ご一緒に「日本酒で乾杯!」をしてみてはいかがでしょうか。

【全国一斉 日本酒で乾杯!2019 in 恵比寿 開催概要】
開催日時:2019年10月1日(火)
第1部16:00~17:30(15:45受付)
第2部18:40~20:30(18:25受付)
会場:アクトスクエア(東京都渋谷区恵比寿4-19-19 2F)

イベントプログラム
①第一部16:00~17:30
参加人数:50名限定、招待制
内容
・「最先端の日本酒ペアリング」セミナー
・日本酒ペアリングワークショップ(日本酒4タイプ×料理8品、計32ペアリングを体験)
・質疑応答・登壇者の振り返り

②第二部18:40〜20:30
参加人数:200名限定
参加費:お一人様/2,000円(税込) 学割/1,000円(税込)
食事(ペアリング料理)+日本酒代金(利き酒し放題)、お猪口付き
アクセス:JR/日比谷線 恵比寿駅〈東口〉より徒歩2分

内容
・ウエルカムミュージック、鏡開き、「全国一斉 日本酒で乾杯!」カウントダウン (19:00)
・47都道府県の日本酒利き酒と最先端の日本酒ペアリング
・360度パノラマスクリーン映像と音楽体験
・伝統芸能パフォーマンス「津軽三味線x和太鼓のコラボ演奏」
※LIVE映像配信 (18:40~19:15)

■日本酒の日とは
日本の十二支は、本来1年の月の記号です。その10番目にあたる「酉(トリ)」は、元来壺を表す象形文字で「酒」を意味します。日本の國酒である日本酒を後世に伝えるという想いを新たにするとともに、一層の愛情とご理解を、という願いをこめて1978年(昭和53年)に10月1日を「日本酒の日」と定めました。

■日本酒造組合中央会について
日本酒造組合中央会とは、酒類業組合などに関する法律に基づいた業界団体で、酒類業界の安定と健全な発展を目的とし、全国の約1,750の蔵元(清酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)が所属しています。また、『國酒』といわれる日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんについて情報発信することで、国内外に幅広く認知を向上する活動に取り組んでいます。

【取材協力】※SNSからのレポートより一部転載
sakeambassador・古典エデュケーター 大濵 彩花氏
https://instagram.com/sakeambassador/

【参考記事】
9/28-10/6「日本酒で乾杯 WEEK」にスケールアップ!【全国一斉 日本酒で乾杯!2019】開催概要が決定!
https://www.sakagura-press.com/sake/kampai2019/

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酒蔵プレス編集部

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