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【取材レポ】千葉の酒フェスタ2022

約3年振りの開催「千葉の酒フェスタ」

今回は千葉市美浜区の東京ベイ幕張ホールで開催されました。

そして千葉での開催は実に6年振りとなりました。コロナで期間が空いたため、1部・2部ともチケット完売。
2020 Miss SAKE 千葉代表 齋友理子さんやチーバくんも参加し大盛況となりました。

千葉県は37蔵あり、今回集まった酒蔵は17蔵。
そして100種類以上のお酒が「利き酒」できました。更にプレミアムなお酒の有料試飲や千葉の名産品を購入できるブースもありました。

珍しかったのは、千葉県産業支援技術研究所様による「清酒の香りサンプル体験」

日本酒を普段あまり飲まない方は、サンプルの香りを嗅いだあとに日本酒を飲むと、香りの判断がしやすくて、楽しく飲めると思いました。

銘柄紹介

全てご紹介したいところですが、一部のみご紹介致します。

まずは鍋店酒造
銘柄は不動仁勇


本イベントでは特約店様限定流通の日本酒「不動」が試飲できました。特に気になったのは「不動 吊るししぼり 無濾過 純米吟醸生原酒」

秋田県酒米研究会の皆さんが栽培した「酒こまち」を100%使用した純米吟醸生原酒。

適度なコクと香りのバランスが良く、コストパフォーマンスの高い、飲食店で見つけたら是非飲んで欲しい一品でした。

そして、木戸泉といえば古酒。
兵庫県産の山田錦を醸して造った日本酒を長期熟成。
「一年」「五年」「十年」「十五年」「二十年」と飲み比べが出来るのは感動です。また5本セットで購入もできるので、木戸泉の公式サイトをご確認ください。

窪田酒造の「勝鹿 純米吟醸 宝船
味はもちろん美味しいのですが、何といっても縁起がいい!年末年始にもってこいのお酒です。

小泉酒造の「純米吟醸 東魁 粒すけ
千葉県産粒すけ100%使用したお酒で、粒すけは千葉県が13年かけて品種開発し、2020年にデビューした県オリジナル水稲新品種なんです。
甘味と酸味の香りのバランスが良く食事にも合わせやすい飲み飽きしないお酒でした。

酒蔵プレス編集部
率直な感想は、
千葉の酒質が更に上がっていました! 
これからの千葉のお酒に注目です。 

全国きき酒選手権大会「千葉県代表選考会」

10月21日に全国大会が開催される全国きき酒選手権大会「千葉県代表選考会」も開催されました。今回の参会者は約20名。結果はフェスタの中で発表。2名が全国大会行の切符を手にしました。

千葉県酒造組合事務局長にお伺いしたところ、「若い人の参加が増えたことがうれしい」とのことでした。
千葉の酒質が向上しているのは、千葉県人に日本酒を好きな方が増えてきているからかもしれません。

出展酒の写真

出展銘柄

  • 甲子正宗/飯沼本家
  • 長命泉/成田銘醸
  • 旭鶴/旭鶴
  • 福祝/藤平酒造
  • 東魁盛/小泉酒造
  • 聖泉/和蔵酒造
  • 寿萬亀/亀田酒造
  • 腰古井/吉野酒造 
  • 鳴海/東灘醸造
  • 大多喜城/豊乃鶴酒造 
  • 木戸泉/木戸泉酒造 
  • 岩の井/岩瀬酒造 
  • 舞桜/守屋酒造 
  • 東薫/東薫酒造 
  • 糀善/株式会社馬場本店酒造 
  • 不動・仁勇/鍋店
  • 勝鹿/窪田酒造  計17蔵出展

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酒蔵プレス編集部

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