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佐賀県産清酒(日本酒)が佐賀県で初めてとなる地理的表示(GI)に指定されました!

佐賀県産清酒(日本酒)のブランド価値向上を目的として、平成30年9月より2年8ヵ月の期間を掛け取り組んでいた佐賀県産清酒(日本酒)が、令和3年6月14日、「地理的表⽰(GI)」に指定されました。
GI制度は、農産品やお酒が対象とされていますが、この度のGI指定は、佐賀県産品として初めての事例であり、また、お酒に関しては、全国各地にGI指定を受けたお酒がある中、清酒(日本酒)に限ると、九州では初めての指定となります。
GI名称は「佐賀」で、日本酒では「⽩⼭」、「⼭形」、「灘五郷」、「はりま」、「三重」、「利根沼田」、「萩」、「山梨」に続く指定です。

▼佐賀の酒蔵情報はこちら
http://www.sagasake.or.jp/main/4.html

指定概要

酒類の特性・品質
・「佐賀」の清酒は、総じてふくよかな米の旨みを多く残す、口当たりはまろやかで、口内全体に米特有の甘味の広がりが感じられる。
・特に、吟醸酒、純米酒や本醸造酒は、ゆっくりと喉から鼻に抜けていく香りの余韻が芳醇な香味と調和することにより、米特有の甘味の広がりの後に、確かな旨みを感じることができ、芳醇旨口。
・料理とともに味わう食中酒として、比較的味の濃い料理と良く調和する

産地の特性
・佐賀藩10代藩主「鍋島直正」公が極度に疲弊した藩の財政を立て直すため酒造りを奨励したことにより、近代的な酒造りが県内全域で発展し、蓄積された。
・「佐賀県産の原料と水を100 %使用」を要件とし、官能審査で合格したものを「The SAGA認定酒」とする「原産地呼称管理制度」が平成16年から開始・平成25年6月には「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」が施行(県単位での「日本酒で乾杯」条例の制定は全国初)
・このように、近年は官民一体となり、酒質の向上や清酒ブランドの普及・拡大に向けた取組を行う環境が整っている。

▼生産基準の詳しい情報はこちら
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/210614_besshi01.htm

「GI佐賀」マーク募集中!

GI佐賀管理委員会(佐賀県酒造組合内)では、今回のGI指定を受け、「GI佐賀」を広く周知するとともに、佐賀県産清酒のブランド力向上を目的として、「GI佐賀」マークを作成することとしております。「GI佐賀」を知っていただくとともに、愛着を持っていただきたいという思いを込め、「GI佐賀」マークのデザインを公募しております。
是非、この機会に佐賀県の日本酒を知っていただき、応募してみてはいかがでしょうか?

▼マーク募集の詳細はこちら
http://www.sagasake.or.jp/main/7459.html

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酒蔵プレス編集部

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