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農醸合一 【五島灘】五島灘酒造‐長崎県南松浦郡

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第269回目の当記事では、長崎県新上五島町(しんかみごとうちょう)の五島灘酒造(ごとうなだしゅぞう)を特集します。

五島初の焼酎蔵と共に歩む伝統と想い

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

「100年先も、よりよい島の風景が残り栄えて欲しい」そんな願いを込めて2007年、先代社長は五島で初めての焼酎蔵を立ち上げた。

「農業は、人間の原点である」という考え方から、島の生産者と協力し原材料である甘藷栽培から焼酎を造る方針を確立した。

焼酎造りの年月は決して長くはないが、繋いだ人の想いの強さでこれからの歴史を紡ぎ、「やがて風景になる‘ものづくり’」を目指す。

―代表銘柄は?

「明治之芋 五島灘」

柔らかな口当たりと金ぼけ特有の円熟した芋の甘み、香りが特徴です。

お薦めの飲み方:ぬるめのお湯割り、ストレート、ソーダ割

―イチオシ商品はなんですか? 

明治時代に五島へ伝わった在来種の芋「金ぼけ」

民家で代々受け継がれていた親イモを八個分けてもらい3年かけて数を増やし焼酎を造りました。

「金ぼけ」で焼酎を造りたいと思い立ち、出荷に至るまで八年の歳月が経ち、二〇一六年に初めて出荷することができました。百年の時を経て伝わる金ぼけの味をお楽しみください。

・お薦めの地元料理:
四方を海に囲まれた島は、海の幸が豊富です。五島の海で採れた新鮮な魚はもちろん、煮付けは相性抜群です。

また、地元で愛される「かっとっぽ」=「ハコフグの味噌焼き」(甲羅のように硬い殻から取り出した身を、味噌や薬味と混ぜて詰め直し丸ごと焼く。)は見た目のインパクトと同じように濃厚な味わいで、五島灘との飲み合わせは格別です。

100年後の活気溢れる島を目指して

―酒造りで心がけていることは?

焼酎を造っておわりではなく、焼酎を通して人と人が円のように繋がっていくことを目指しています。

顔が見え、背景が見え、想いが伝わるものづくりでありたいと思います。

100年後に活気溢れる島の風景を次世代に繋げていくために、誠実さと挑戦の意志を持って焼酎を造ることを心がけています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

長崎県五島列島は連続テレビ小説「舞い上がれ!」の舞台となっています。春から夏にかけて様々なアクティビティを楽しむことができます。

遠浅の海水浴場でゆっくりとした時間を過ごしたり、世界遺産に登録された教会を巡り文化に触れたりすることができます。

今回ご紹介した酒蔵について

【長崎県】
五島灘酒造株式会社
長崎県南松浦郡新上五島町有川郷1394-1
https://gotonada.com/



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酒蔵プレス編集部

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