地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。今回は、長野県大町市(おおまちし)の市野屋(いちのや)を特集します。
北アルプスの恵みと伝統の生酛造り
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
1865年長野県大町市に創業。
2021年、生酛造りの伝統を守りながら、全国、世界へ向けた新たな挑戦をスタート。
標高3,000m級の北アルプスと「仁科三湖」と呼ばれる3つの湖の恵みを受ける。
長野県産の酒米は、近隣の契約農家で 栽培されており、その際に使用する水は、酒の仕込み水に使われる水(上白沢)を使用。GI信濃大町の認証を取得。
―代表銘柄は?
「RYUSUISEN 生酛純米大吟醸 美山錦」
ペアリングのおすすめ:チーズ、生ハム、生牡蠣、モツ炒め、白身魚のバターソテーなど幅広い料理と合わせやすい。
お薦めの飲み方:冷
食とともに楽しむ精錬された日本酒
―酒造りで心がけていることは?
【RYUSUISEN】大自然のテロワールを活かし、その歴史に市野屋の技術と願いが調和。
“食と共に”をイメージし、和食のみならず幅広い料理にマッチする”Japanese Refined Sake”をコンセプトに酒造りを行っています。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
市野屋はJR信濃大町駅より徒歩圏内の為、日帰りで蔵見学や飲み歩き目的で訪れるのも良い。
国の登録有形文化財に指定される歴史ある建造物も有。
歴史ある街並みを楽しみながら水の恵みを感じるスポットを散策し、観光を楽しんだ後は温泉を堪能するのもオススメです。
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
今回、和酒フェスへは初参加となります。是非、この機会に市野屋のおすすめ銘柄をお楽しみください。
今回ご紹介した酒蔵について
【長野県】
株式会社 市野屋
長野県大町市大町2527番地イ号
https://ichinoya.com/