熟成古酒 飛騨の華 酔翁 平田酒造場・平田篤専務
世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の授賞式が16日、ロンドンで開かれ、平田酒造場(岐阜県高山市)の「熟成古酒 飛騨の華 酔翁」が日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」・「グッドバリュー・サケ」に選ばれた。
同部門は国外で最大の日本酒品評会で、2007年に創設。8回目の今年は261の蔵元が参加し、過去最多の725銘柄を出品。日本人と外国人の計40人が審査した。
平田酒造場の平田篤専務(38)は授賞式会場で「小さな酒蔵なので、品質を第一に、手作りにこだわっている。国外でも評価され、皆さんに飲んでいただけることがうれしい」と喜んだ。
出典:産経ニュース
「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2014」とは
世界のワイン・ジャーナリズムをリードするロンドンで開催され、世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションであり、世界中のワイン業者から最も注目されている品評会です。
2007年から設けられた「SAKE部門」が設けられました。
年々出品数が増加しており、2014年は261蔵725銘柄が出品され、年々難関となっています。
日本酒部門の最高賞として7カテゴリーの中で、もっとも優れていると評価された出品酒に「チャンピオン・サケ」が与えられております。
各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、その「トロフィー」受賞出品酒のなかから、7カテゴリーの最高賞として「チャンピオン・サケ」が選ばれています。
また、2014年より「グレートバリュー・サケ」が設定されました。この賞は金、銀メダル受賞酒の中からIWC側の条件(4合瓶換算1万本、小売価格1,000円以下)で当てはまる優れたコストパフォーマンスを発揮していると思われた酒に対し部門を超えて選ばれています。
「チャンピオン・サケ」・「グレートバリュー・サケ」、IWCにおける日本酒の注目度、そして日本酒の多様性への関心が高まることが伺えます。