地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第237回目の当記事では、香川県仲多度郡（なかたどぐん）の西野金陵（にしのきんりょう）株式会社を特集します。
金刀比羅宮の誇りの御神酒
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
1789年八代当主嘉右衛門が金刀比羅宮（こんぴらさん）の麓で酒造りを始めたのが第一歩です。以来、金陵は、讃岐の金刀比羅宮の御神酒として地元の人々や金毘羅詣での方々に広くご愛飲いただいています。
―代表銘柄は？
「煌金陵 純米大吟醸酒」
香川/讃岐の地酒・金陵ブランドのフラッグシップと言えるその特徴は、精米歩合35%のシャープで上品な辛口。
お薦めの飲み方：冷して、常温
―イチオシ商品はなんですか？
「金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸」
香川県オリジナルの「さぬきオリーブ酵母」で醸した純米吟醸酒。爽やかでトロピカルな酸味が特徴。
お薦めの飲み方：冷して、常温
お薦めの地元料理：オリーブ牛のタリアータ・オリーブ真鯛のフリット等
子育て心で醸す金陵
―酒造りで心がけていることは？
子供を育てるが如く、醪、麹の顔を見て、酵母菌の声をきき、手間暇惜しまず吟味して「ふくらみ・まるみ・のびやかさ」のある金陵を醸す。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
金刀比羅宮、琴平海洋博物館、琴平公園など。
今回ご紹介した酒蔵について
【香川県】
西野金陵株式会社
香川県仲多度郡琴平町六二三
https://www.nishino-kinryo.co.jp/
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