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~飲んで食べて健康に、エキサイティングな酒蔵~【紬美人】野村醸造-茨城県


地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第114回目の当記事では、茨城県常総市(いばらきけんじょうそうし)の野村醸造(のむらじょうぞう)株式会社を特集します。

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

野村醸造は明治30年に創業しました。関東平野の北端、茨城県常総市にて124年に渡り酒造りに励み現社長で五代目になります。

10年前に関東東北地震で蔵の一部が損壊、5年前には鬼怒川の洪水により、1.5Mまで冠水し大きな打撃を受けました。洪水からの再建には地域の皆様や全国からのボランティアの支えがあり今があります。

その感謝の思いを胸にすべての人に喜んでもらえるよう酒造りに邁進しています

海外の人でも覚えやすい紬野の織り柄をデザイン化したシリーズを開発

―代表銘柄は?

蔵がある場所は千年前から結城紬の産地として全国に知られています。

酒銘は結城紬の紬から紬美人(つむぎびじん)と名付けられました。5年前には輸出向けも兼ねた紬美人グランシリーズを開発。これは筑波大学デザイン室の大学院生トーマスさん(独人)によるもので、漢字の読めない海外の人でも覚えやすい紬野の織り柄をデザイン化したものです。

―イチオシ商品はなんですか? 地元の食材・料理とはどんな合わせ方がおいしいですか?

紬美人グラン純米吟醸はフランスの日本酒コンクールKURAMASTERでプラチナ賞を受賞しており当蔵のいちおしです。

茨城県産山田錦、茨城県で開発された310酵母を使った純茨城県産の純米吟醸であり、ふくよかで、全体の味わいのバランスが良くキレがあります。茨城産の常陸牛と冷えたグラン純米吟醸の相性は最高です。

約200のチェック項目をクリアしながら行う酒造り

―酒造りで心がけていることは?

酒を造る段階でチェック項目は約200位ありすべて大切です。その中でも当社が最も気を付けているのは、もろみの温度管理です。

最高の温度を15度以下で押さえ、雑味の少ない口当たりのよい酒に仕上げます。その為に発効タンク毎に冷水をまわしもろみの温度が上がらないように設備してあります。発酵はすべての段階で温度管理という考え方に基づき非常に気を使っています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

蔵の囲りは田んぼが多く、四季それぞれの景色を呈しています。地平線が見えるほどの平らな土地に春は緑色、秋は黄金色の稲穂が輝き、その北側には筑波山があります。蔵の近くには豊田城という現代造りのお城があり、大阪城に次いで2番目の高さを誇っています。最上階は展望室になっており、その眺めは圧巻です。

冬の酒造り体験教室の後にはフレンチレストランでの食事も可能

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

当社は酒造りの他に、食品製造とフレンチレストランも行っています。冬の酒造り期間中には酒造り体験教室を実際に行ってもらいます。終了後はフレンチレストランで食事をしながら、酒を味わってもらいます。ゆえに飲んで、食べて、健康に、エキサイティングな酒蔵です。

今回ご紹介した酒蔵について

【茨城県】
野村醸造株式会社
http://www.tsumugibijin.co.jp/
茨城県常総市本石下2052

 

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酒蔵プレス編集部

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