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蔵人の感性を活かした酒造り【六歌仙・山法師】六歌仙-山形県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第125回目の当記事では、山形県東根市(ひがしねし)の六歌仙(ろっかせん)を特集します。

多彩なラインナップを取り揃え、時代に合った技術革新の蔵

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

六歌仙は、さくらんぼの生産量日本一で有名な山形県東根市の酒蔵です。 奥羽山脈を背景に、肥沃な土地と豊かな湧き水に恵まれた環境で、山形県産米にこだわった酒を醸しています。

地域の酒蔵5蔵が合わさり、新しい酒造会社「六歌仙」が立ち上がりました。六歌仙とは、6つ目のブランドになることから古今和歌集で知られる平安を代表する歌人「六歌人」をイメージし、彼らの詠んだ詩のように、人々の心にやさしく響き渡るお酒を醸したい。という思いから名付けられました。

六歌仙は、様々な飲酒シーンを提案していくため、日本酒だけではなく「さくらんぼ」や「ラ・フランス」を使ったご当地リキュールにも力をいれています。多彩なラインナップを取り揃え、時代に合った技術革新を行っていくことで、酒造りの新たな次元を創造しています。

―代表銘柄は?

「六歌仙(ろっかせん)」、「山法師(やまほうし)」です。

―イチオシ商品はなんですか? 地元の食材・料理とはどんな合わせ方がおいしいですか?

  • 「六歌仙 五段仕込み純米」

江戸時代の酒造りの文献を紐解き、現代風にアレンジした旨口系の純米酒です。
全国燗酒コンテスト2020・ワイングラスで美味しい日本酒アワード2020 最高金賞受賞。初の二冠達成いたしました。

飲み方:
冷、常温、燗酒、夏場はロック、氷結なんかもお薦めです。

料理:
お寿司、ちらし寿司、豚の角煮・うなぎの蒲焼、鯛の甘煮、もつ煮込み、シューマイ、黒酢酢豚など。

妥協のない、蔵人の感性を最大限に活かした酒造り

―酒造りで心がけていることは?

山形県産米にこだわり、清掃を徹底し、微生物の働きやすい環境を造り上げております。六歌仙ならではの妥協のない、蔵人の感性を最大限に活かした酒造りをおこなっております。

米の旨味を活かした透明感あるクオリティの高い品質と、飲み続けても飽きのこない、食卓の『名脇役』としてお楽しみいただけるお酒を醸しております。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

当蔵で新しく開発いたしましたお年寄りからお子様まで楽しめるノンアルコール甘酒が大人気。

まだ数量も造れないこともあり、当蔵敷地内にあります六歌仙俱楽部でのみの限定販売となります。1日の販売本数も決まっておりますのでお早めに当蔵に足を運んでみて下さい。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

土曜日、日曜日も六歌仙のお酒が楽しめる六歌仙倶楽部を開放しております。
蔵見学(要予約)、試飲販売、六歌仙の酒造りDVD放映などを行っています。皆様のお越しをお待ちしております。

今回ご紹介した酒蔵について

【山形県】
株式会社 六歌仙
https://yamagata-rokkasen.co.jp/
山形県東根市温泉町3-17-7
営業時間:10:00~16:00
定休日:年中無休

 

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  • この記事を書いた人

酒蔵プレス編集部

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