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日本古来のスーパーフードが洋菓子の食材に!【酒粕ブランド「SAKE-CaSU」】試食イベントが盛大に開催される。

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9月13日(水)、名古屋市中村区名駅4のキャッスルプラザで酒粕ブランド「SAKE-CaSU」試食イベントが開催されました。 同ブランドは、食品包装容器、ディスプレイ用品の企画・製造販売を行う「株式会社石渡(CA-GO)」(名古屋市東区)が、新たに展開するものです。

100種類を超える酵素など、美容や健康に効果的な栄養素がふんだんな酒粕ですが、需要に乏しいのが現状でした。そこで、食品包装メーカーとして洋菓子業界とコネクションを持つCA-GOが提案するのが、「酒粕×洋菓子」というヘルシーで美味しい新感覚スイーツです。

酒粕は、日本酒唎酒師が推薦した「南部美人(なんぶびじん)」「弥栄鶴(やさかづる)」「屋守(おくのかみ)」「鏡山(かがみやま)」「半蔵(はんぞう)」の5酒蔵から提供。

今後、取り扱う酒蔵を増やしていく予定です。 試食会では、この日に合わせて開発された酒粕サブレや酒粕マドレーヌ、酒粕チョコレートといった“酒粕スイーツ”や、酒粕パンなどが登場。

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ほのかな酒の香りや甘さが好評を博していました。また、日本酒唎酒師の解説による酒粕の提供蔵元の日本酒の利き酒も行われました。

この取り組みには、海外からの視察者にも強い関心を集めていました。台湾で「パティスリー・イズム」を経営する陳世霖さんは「酒粕は台湾にもあるが、洋菓子に使うという発想はない。この取り組みを参考にしたい」と、話していました。 「食に携わる業界内では、すでにブームとなっている日本酒と酒粕ですが、洋菓子の世界では定着に至っていません。

酒粕を新たな洋菓子の食材として位置づけ、ブームにつなげたい」と話すのは、株式会社石渡の奥田宗生さん。同代表取締役社長の石渡明彦さんは「弊社創立50周年の節目にあたり、“次の50年”を見据えたチャレンジです」と、新ブランド立ち上げへの抱負を語りました。

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酒蔵プレス編集部

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