酒蔵紹介

【雁木】八百新酒造株式会社

八百新酒造株式会社

山口県岩国市 八百新酒造株式会社 代表銘柄:『雁木(がんぎ)』

『酒蔵紹介、現在の酒造りの近況について』

明治10年(1977年)八百新酒造は山口県の東部を流れる清流錦川が瀬戸内海に注ぎ込む河口近くの“水際”で創業しました。かつては酒蔵の前に船着場があり、私たちが造る酒の原料米は錦川の上流から下ってくる船で運ばれ船着場の「雁木」と呼ばれる階段状の桟橋から水揚げされていました。「雁木」という酒銘はその歴史に因んでいて、今も原点を忘れずに「水際にいのち生れる」を合言葉にして酒造りに専心しています。海外への展開はまだ緒についたばかりですが、日本の小さな町の水際にある小さな酒蔵から世界中の水際に「雁木」を水揚げすることを目指しています。

雁木のラインナップには純米酒しかありません。副原料として醸造アルコールを加える本醸造も伝統的な酒造りの技法ですが私たちは必要としません。一本の木材から像を丸彫りする一木造のように米という素材そのものの可能性をそのまま引き出すことに打ち込みたいからです。また、活性炭素を用いて出来上がった酒を濾過することも一般的におこなわれていることですがこれも必要としません。搾りあがった酒が二次加工を必要としない完成度に仕上がることを自らに課しているからです。余計なものを足したり引いたりせずシンプルに真正面から酒造りに向き合っています。

『郷酒大賞出品酒について』

雁木せきれい『雁木 純米大吟醸 鶺鴒(せきれい)』(日本酒部門)
セカンドネームの「鶺鴒(せきれい)」は、蔵の前を流れる錦川の水面すれすれを一直線に滑るように翔ける鶺鴒の軌跡にも似た、清清しい飲み心地をイメージしたもの。優雅な香味で満たされた後に、きれいな余韻が一筋に続くお酒です。

『郷酒フェスタへお越し頂く お客様へのメッセージ 』
昨年度より「雁木」は香港に上陸しました。インポーター様にはほぼ全アイテムをお取扱いいただき、すでに「雁木」を体験された香港のお客様には大変ご好評いただいております。入手方法につきましては会場にてご説明させていただきます。

八百新酒造株式会社:http://www.yaoshin.co.jp/top/
■Facebook:https://www.facebook.com/yaoshinshuzou
■酒蔵のご当地情報(山口県岩国市):http://kankou.iwakuni-city.net/

 

 この記事が気に入ったら、いいね !・シェアしよう
最新記事をお届けします!

  • この記事を書いた人

酒蔵プレス編集部

あなたと酒をつなぐSAKEメディア 「酒蔵PRESS」では、Made in JAPANの日本酒を中心に、和酒(日本酒、焼酎、泡盛、梅酒、リキュール、地ビール、日本ワインなど)に関わる情報を発信しています。

-酒蔵紹介
-

© 2024 酒蔵プレス