テイスティングnote

【テイスティングnote】奥羽自慢のこだわり和酒をご紹介!!

奥羽自慢株式会社(所在地:山形県鶴岡市、代表取締役:佐藤淳平)のこだわりの詰まった日本酒をご紹介します。

 

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クラシックな素材から、過去に生きない酒を造る、創業300年の酒蔵が挑むニュークラシックな日本酒造り【吾有事】奥羽自慢株式会社‐山形県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第138回目の当記事では、山形県鶴岡市(つるおかし)の奥羽自慢(おううじまん)を特集します。 若き醸造責任 ...

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吾有事 純米大吟醸 火先

商品情報
◎容量:720ml
◎アルコール度:15度
◎原料米:非公開
◎精米歩合:50%
◎価格:¥2,090(税込み)

吾有事は、曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉。自分という存在と時間が一体になること。

酒蔵プレス編集部

酒蔵プレス唎酒師によるテイスティングコメント

●香り
発酵した果実が放ったアルコールのイメージでマスカットっぽい香りがします。いい化粧水、さわやかな白桃、花の香り、生クリームの爽やかさなど、とても綺麗な色白女性からこの香りがしたらいいなと思います。
(普段から日本酒の香りがする女性がいたら、それは色んな意味で仲良くなれそうですね!笑)

●味わい
とてもジューシーで、「果実ですか?」と疑ってしまうほど。しかし後味のキレが良すぎて、とても爽やかに抜けていきます。ふわぁ~と広がりながらキレが刺激として徐々になくなっていくのが非常に心地よいです。

●ペアリング
「サーモンのハーブとオリーブオイル漬け炙り」
あるのかないのか分からない創作料理っぽいですが、きっとある。サーモンやオリーブオイルのような旨味が爽やかな油との相性がすごく良いです。それにハーブの爽やかさが入ればもっといいと思います。
そして、何を隠そう、このお酒の良さはキレと余韻、それが炙ることによって出てきた旨味や甘みと一緒に広がっていきます。

●総評
余韻がとても素敵です。後を引くおいしさ。たぶん、あまり飲んだことがない方、苦手意識がある方でも、「日本酒っていいなぁ」と気付ける一品です。

吾有事 特別純米

商品情報
◎容量:720ml
◎アルコール度:15度
◎原料米:山形県産米
◎精米歩合:60%
◎価格:¥1,650(税込み)

酒蔵プレス編集部

酒蔵プレス唎酒師によるテイスティングコメント

●香り
洋ナシ+マンゴー+シトラスのような、トロピカルないい香りです。米と水から自然が創り出した香りと思うとかなりすごいですね。

●味わい
とてもやさしい舌触りで、やさしく甘さが入ってきます。米からできていると考えながら飲むと、「あっ、お米だ!」と自然と感じられます。
やさしさがずっと広がるので後味に変化はないですが、一瞬のキレが良すぎて、のどを一瞬だけ突いて通り過ぎていくやつがいます。舌に残るのがそいつが通り過ぎた、まさに余韻。

●ペアリング
「アボカドとクリームチーズの生ハム巻」
香り、味わいと爽やかで上品なので、料理もおしゃれになりました。アボカドがクリームチーズの強い味わいを調和して、そこに生ハムの塩味と旨味が乗っかり、締めでトロピカルなお酒の味わいと一瞬のキレで口の中でめちゃくちゃ味が動きます。

●総評
「杜濾火過留」・・・トロピカル!
杜氏の技で造られたお酒が濾過され、火入れされ、そんな過ぎ去った時間を留めた一品。
「吾有事」=「自分という存在と時間が一体になること」
まさに「杜氏」が磨き上げた技とそこに懸けた「時間」が一体となったお酒ではないでしょうか?

奥羽自慢株式会社

山形県鶴岡市
https://oujiman.com/

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酒蔵プレス編集部

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