JA全農おかやま(岡山県岡山市)は、岡山県産の酒米「雄町(おまち)」を使用した全国37都府県、129蔵から全228点の日本酒が集まるイベント「第17回 雄町サミット」が、2025年8月5日(水)に、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で開催されました。
雄町サミットとは

「雄町」とは、1859年(安政6年)に現在の岡山市中区雄町地区で発見された酒米の品種で、他品種と比べて収量が少なく栽培も難しいため、一時は「幻の酒米」とも呼ばれていましたが、近年では岡山県を中心に生産量が回復し、全国の酒蔵で愛用されています。
「雄町サミット」は、岡山県の酒米生産者と酒蔵が、「雄町」を使用した日本酒のPRを目的に開催しているイベントです。
岡山県産の雄町という同一原料米の日本酒が、全国の酒蔵から集まる会として人気を博しています。


第17回となる今回は、129蔵228点の出品が予定されています。
当日は、第1部「唎き酒会」、第2部「審査講評/講演会」、第3部「懇親会」の3部構成で開催され、第1部は、酒販店、飲食店、酒造会社対象の唎き酒会となり、第2部・第3部は一般の方も参加することができました。
当日の様子


第1部の唎き酒会は、酒販店、飲食店、酒造会社が228種類(37都府県、129蔵)を利き酒。
編集部もそこに混ざり唎き酒をしていきました。
全体的な感想としては、味がしっかり乗っていて、旨み、甘みを感じるお酒が多かった印象です。お酒単体でもしっかり楽しめるお酒が多く、雄町という酒米のポテンシャルと酒蔵の技術を一段と感じました。
今回から審査区分が変わり、単なるスペックではなく、お酒の特徴に合わせた基準となっていたので、同じタイプのお酒を飲み比べ、違いを感じるのも新しい体験としてよい印象を感じました。
受賞酒について
『第17回雄町サミット』 歓評会 優等賞受賞酒は、こちらです。
https://omachi.marumaru-okayama.jp/archive/2026
【区分1】香りの華やかなタイプ 出品点数61蔵、70点
【区分2】雄町の旨みやふくらみを楽しむタイプ 出品点数86蔵、108点
【区分3】お燗にするとより雄町の旨みやふくらみが楽しめるタイプ 出品点数29蔵、33点
【区分4】熟成タイプ(熟成期間3年以上) 出品点数17蔵、17点
受賞された酒蔵の皆さま、おめでとうございます!
雄町を使用した日本酒の特徴『雄町らしさ』とは(2024年の第15回雄町サミット発表)
- うま味や酸味を伴った味の幅(ボディ感)。
- 丸みのあるふくよかさ。
- 長い余韻。
- 昔の米らしい野性味。
- 熟成で化ける旨み。
造り手ごとの個性が表れやすく、画一的ではない様々な表情を纏った酒質になるが、どの酒質に対してもその良さが発揮され、「品を纏いやすい」。
と発表されています。

イベント概要
【開催日】2026年8月5日(水)
【開催場所】ホテル椿山荘東京、東京都文京区関口 2-10-8
【主催】JA全農おかやま、岡山県酒造好適米協議会、岡山県酒造組合
【後援】国税庁、岡山県、日本酒造組合中央会、(株)アスク、新中野工業(株)、(株)フジワラテクノアート
【公式URL】https://omachi.marumaru-okayama.jp/


https://www.sakagura-press.com/