酒類総合研究所は、令和3(2021)酒造年度(2021年7月~2022年6月)の日本酒の製造技術と酒質を競う全国新酒鑑評会の審査結果を5月25日に発表しました。
酒類総合研究所は、令和3酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会です。
令和3酒造年度全国新酒鑑評会の金賞酒と入賞酒の酒蔵の一覧は、こちらになります。
https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/pdf/r03by_moku.pdf
【全国新酒鑑評会 概要】
出品点数:826点
審査日:予審 令和4年4月20日(水)~22日(金)の3日間
決審 令和4年5月12日(木)~13日(金)の2日間
審査結果:入賞酒 405点(成績が優秀と認められた出品酒です。)
金賞酒 205点(入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒です。)
都道府県別の金賞受賞蔵数
- 1位 福島県:17蔵
- 2位 秋田県:13蔵
- 2位 兵庫県:13蔵
- 4位 新潟県:12蔵
- 4位 長野県:12蔵
- 6位 山形県:11蔵
- 7位 広島県:10蔵
福島県は、32銘柄が「入賞酒」、17銘柄が「金賞」が選ばれ、9連覇になります。
全国で金賞と入賞した酒蔵の皆様、本当におめでとうございます!
出品者の資格について
中央会の会員である酒造組合連合会及び酒造組合に加入する組合員以外の清酒の製造免許を受けている製造者についても出品することができます。