地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。
今回は、栃木県矢板市の富川酒造店を特集します。
那須山系の伏流水と伝統技術を生かす酒造り

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
大正二年の創業以来、栃木県矢板市にて地元の豊かな自然と共に、百有余年の歴史を醸し続けております。
那須山系の清らかな伏流水と厳選された米を使い、越後杜氏の流れを汲む伝統の技をベースに、現在は南部杜氏・下野杜氏の技術を融合させた緻密な酒造りを行っています。
地域の食文化に寄り添う定番銘柄「富美川」、現代の感性を取り入れ全国の日本酒ファンへ向けて洗練された味わいを届ける特約店限定ブランド「忠愛」を展開。
伝統の技法を実直に継承しながらも、時代の変化に応じた革新に挑み続け、一滴一滴に情熱を注いでいます。
―代表銘柄は?

「忠愛」
容量:1800ml/720ml
アルコール度数:16度
お薦めの飲み方:冷酒でキリッと引き締まる爽快なのど越し、温めて燗すればお米のふくよかなコクを堪能できる万能な一本です。
おすすめのペアリング:
和食はもちろん、焼き鳥や天ぷらなど、脂ののったお料理とも相性抜群です。
どんな料理の味を引き立て、お口をすっきりと流してくれる、日々の食卓に欠かせない食中酒です。

「富美川」
容量:1800ml/720ml
アルコール度数:19度
お薦めの飲み方:
19%という度数を活かして、様々な表情を楽しめます。
冷や、オン・ザ・ロック、ソーダ割、燗酒なんでも合います。
おすすめのペアリング:
脂ののった肉・魚料理の美味しさを引き立てるだけでなく、コクのある洋食やスパイシーな中華料理までジャンルを問わず幅広く寄り添います。
飲む人の心に響く一滴を目指して


―酒造りで心がけていることは?
継承してきた伝統を守りつつ、時代の感性に合わせた新たな手法を柔軟に取り入れ、飲む人の心に響く洗練された一滴を目指しています。
―読者へのメッセージをお願いします。
一滴一滴に情熱を注ぎ、日常や特別なひとときを豊かに彩る最高の食中酒をお届けできるよう、これからも実直に酒造りと向き合ってまいります。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
神秘の絶景「おしらじの滝」をはじめ、清らかな水と地域の情熱が息づく魅力満載の街です。豊さらにはサッカーや女子バスケの強豪・矢板中央高校の活躍で活気あふれるスポーツの町です。
今回ご紹介した酒蔵について
【栃木県】
株式会社富川酒造店
栃木県矢板市大槻998
http://www.kubun.jp/