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【取材レポ】GI信濃大町 認定酒お披露目セレモニー/GI長野との合同試飲&ペアリング体験が開催

関東信越国税局は、GI信濃大町 認定酒お披露目セレモニー「GI長野との合同試飲&ペアリング体験」を、2024年2月14日(水)にコートヤード・マリオット 銀座東武ホテルで開催しました。

認定酒の3蔵、左から市野屋|薄井商店|北安醸造

GI(地理的表示)とは

GI制度とは、「農林⽔産物・⾷品等の名称で、その名称から当該産品の産地を特定でき、産品の品質等の確⽴した特性が当該産地と結び付いているということを特定できる名称の表⽰である」と農林水産省では定義しています。簡単にいうと地域ブランド名のことです。土地の気候や風土、文化と結びついた伝統的な方法で生産された農林水産物や食品が該当します。
GI名称に指定されることで、地域ブランド品の品質を守ること、そして不正表示を防止することが可能となります。

GI信濃大町とは

酒類の地理的表示である長野県の「GI 信濃大町」は、国税庁長官より 2023 年 6 月 30 日に指定されました。
GI信濃大町に認定されることにより、安全な品質の担保・地域のブランディング化・海外進出のきっかけになるなどのメリットが期待できます。

また、このGI信濃大町には3つの「国内初」があり、注目を集めています。

1. 既に「GI長野(清酒)」として指定された地域内にあらたに指定された「GI信濃大町」
2. 原材料となる米の種類、栽培地に加えて栽培している圃場まで特定している
3. 製造工程(蒸きょうは甑(こしき)に限定、かつ、こうじは「盛り」以降の工程を100kg以下のロットで行う)にまで決まりを設けている

GI信濃大町の日本酒の特徴としては、黄色い果物を思わせるふくよかな香りであり、余韻が長めの米の甘み・旨味を感じる酒質でありながら、一緒に食す食材の味の邪魔をするまでの自己主張は感じない、食中酒に適した酒質です。
色味は総じて透明感があり、無色に近いシルバー、または淡いゴールドを基調としています。

セレモニーの様子

トークライブの様子

2月14日に開催されたセレモニーでは、ミスSAKE長野の中島さん、関東信越国税局長木村氏、大町市長牛越氏、長野県酒造組合会長宮坂氏、フランスのソムリエのグザビエ氏など、今回のGI信濃大町認定を祝福する有力者らが登壇し、3つの認定酒蔵「市野屋」「薄井商店」「北安醸造」代表らによる酒蔵トークライブも行われました。また、鏡開きでは俳優の村井美樹さんも登壇し、酒蔵代表者とともに長野県の明るい未来を祈念する華やかな門出となりました。

第二部では認定酒6種とペアリング料理の解説ならびに試飲試食も行われ、食中酒としての品質の高さに誰もが感銘を受けていました。

今回、GI長野に重ねてGI信濃大町が二段階で認定されたことは、長野県が酒業界で日本を先導し、盛り上げ、日本酒の魅力を広く世界へと伝えていくための大きな一歩となるでしょう。

酒蔵プレス編集部
お酒を通じて県全体を盛り上げていく熱意を感じました。
今後の長野県の活躍に期待が高まります!

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酒蔵プレス編集部

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