福井酒造株式会社(愛知県豊橋市、代表取締役社長 福井 知裕)は、なりたい表情や気分から、日本酒を選ぶことができる日本酒表情図鑑を発表しました。
日本酒初心者にとっては、種類が多く選び方が難しい等の理由で、ハードルが高く思われがちな日本酒を、ぐっと身近に楽しんで選んで頂くことが出来る日本酒選びの新しい基準です。
まだ日本酒に馴染みのない若者や海外の方と、日本酒との新しい出会い方を作るべく、今後様々な施策を展開していくそうです。
日本酒表情図鑑が生まれた背景
「種類が多くて選べない」「好みの味が分からない」「悪酔いしそう…」という従来の日本酒のイメージを払拭し、背伸びせずもっと自由に日本酒を楽しんで欲しい。そんな思いから、日本酒表情図鑑は生まれました。
難しいことは考えず、日本酒を飲んだ時にどんな表情や気分になりたい?をイメージしながら気になるものを選んでみて下さい。きっと今までにない、日本酒や、味わいとの出会いがあるかもしれません。
表情のモチーフには、福井酒造の社員や常連のお客様の顔を。
日本酒表情図鑑に使用した15銘柄分の味わいについて、お客様へインタビューを実施。
お客様のリアルな感想を基に各銘柄の味わいや特徴を言語化したうえで、表情で直感的に伝わる表現に落とし込みました。画像生成AIに読み込ませた表情作りのモチーフには、福井酒造の社員や常連のお客様の画像を使用。
各銘柄の雰囲気に合う人物を、日本酒の作り手、飲み手から選出し、酒造りのストーリーに思いを馳せながら、表情を開発しました。
商品一覧
今後の展望
普段、日本酒を飲まない大学生の息子が「日本酒って、こんなに美味しかったんだ」と言った時の表情が忘れられません。
海外の試飲会では、日本酒を一口飲んだ瞬間に「amazing!」と驚いてくれた、オーナーの顔を今でも鮮明に覚えています。そんな瞬間を目にする度に、日本酒はもっと沢山の人に楽しんで、愛してもらえるお酒なのだと、可能性に気付かされます。
日本の伝統文化である日本酒造りを初めて110余年、それでも毎年一年生の気持ちで仕込みます。それは日本酒が複雑でかつ繊細なお酒だから。ちょっとした温度の変化、湿度、そしてその年年のお米の出来栄えにより微妙に変化するからたまらなく面白い。
そんな日本酒の魅力を、これからお酒を知ろうとする若者や、まだ日本酒に親しみのない海外の方に、もっと知って欲しい。難しいことは語らずに、誰にでも伝わる一番分かり易い共通言語「表情」をフックに、人と日本酒の新しい出会い方を酒蔵なりに考えてみました。
枠にはまらない新しい挑戦で、新しい日本酒文化を福井酒造から発信していきます。
福井酒造株式会社5代目社長 福井 知裕
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「今どんな気分?」「どんな気持ちになりたい?」「どの顔が好き!?!?」
・・・Don't think! Feel !!!!