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鳥取から世界にはばたく 進化する老舗 【千代むすび】千代むすび酒造‐鳥取県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第281回目の当記事では、鳥取県境港市(さかいみなとし)の千代むすび酒造(ちよむすびしゅぞう)を特集します。

発酵文化を守り続ける日本酒造りの老舗

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

1865年(慶応元年)創業。日本酒造りを基本としながら、焼酎、スピリッツ、ウイスキー等の蒸留酒、リキュールの混成酒、ノンアルコール甘酒を製造し、「発酵」という事業領域のもと、事業展開しております。

「岡空家」のファミリービジネスとして、現在は5代目社長の岡空 晴夫が経営しており、2025年には創業160周年を迎える予定です。

―代表銘柄は?

「千代むすび」

千代に八千代に皆様のご縁が広がるよう、願いをこめて名付けました。

人と人が集まる場所に寄り添う、そのようなお酒であり続けることができるよう精進してまいります。

―イチオシ商品はなんですか? 

「CHIYOMUSUBI AWA SAKE SORAH」

瓶内発酵で生み出すきめ細かい泡は、ラグジュアリーな世界へと誘います。
グラスの中に立つ一筋の泡、包み込むやわらかさは、まさに日本酒の新境地です。

お薦めの飲み方:シャンパングラスで、提供温度は5℃~8℃をオススメします。

お薦めの料理:蟹や鮪など、素材の味を生かしたお料理とのペアリングがオススメです。

低温発酵管理で一年を通じた高品質日本酒造り

―酒造りで心がけていることは?

発酵商品を通して、世界中の皆様の健康づくりのお役に立ちたい、そのような想いで酒造りを行っています。

千代むすび酒造では、9月~6月ごろまで日本酒造りを行っていますが、外気温が高くなる季節でも同様に品質を保持するために、低温発酵管理できる設備投資も積極的に行っています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

酒蔵は、さかなと鬼太郎のまち「境港市」にあります。

境港の「水木しげるロード」には、妖怪のブロンズ像が178体あり、ファミリー層を中心に多くの方が訪れる観光スポットです。

近年はクルーズ客船も寄港し、インバウンドのお客様も多くお越しになられています。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

日本酒の起源は弥生時代にも遡り、稲作文化とともに生まれた日本の文化です。

まずは日本の皆様にこの文化を知っていただき、そして守るだけでなく日本文化を世界に発信していくために、酒蔵として活動してまいります。

是非、一度、千代むすび酒造に足をお運びください。

今回ご紹介した酒蔵について

【鳥取県】
千代むすび酒造株式会社
鳥取県境港市大正町131
https://www.chiyomusubi.co.jp/index.html


 

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酒蔵プレス編集部

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