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「吉野杉の樽酒」を創業以来、提案し続ける酒蔵 【吉野杉の樽酒】長龍酒造‐奈良県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第265回目の当記事では、奈良県北葛城郡(きたかつらぎぐん)の長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう)を特集します。

長龍酒造の酒米とクラフトビールへの挑戦

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

1963年に長龍酒造は設立しました。

いい酒を醸すには、安心安全な、いい酒米が不可欠。そんな想いから地元奈良の酒造好適米「露葉風」を山添村農家様と、そして「雄町米」発祥の地である岡山県高島地区とも委託栽培を開始し、米と寄り添いながら酒造りに努めております。

また、2021年よりクラフトビールの醸造も開始いたしました。「あの時のビール、また飲みたいな」その瞬間に思い浮かぶビールを目指し、枠にとらわれない新しい味へ挑戦し続けます。

―代表銘柄は?

「吉野杉の樽酒」

1964年、日本で最初の瓶詰め樽酒として、本場吉野杉の杉樽に樽添えさせた「吉野杉の樽酒」を発売し、半世紀に渡るロングセラーとなりました。

お料理を引き立て馴染む、食中酒です。


―イチオシ商品はなんですか?

「吉野杉の樽酒」

清澄な杉香の広がりの中に、コクと旨みが絶妙なバランスの樽酒。

ひと口めは、杉の香り、ふた口めは、ほんのり旨口、三口めは、くせになる味。また、焼き鳥や唐揚げのような肉料理と相性抜群です。

お薦めの飲み方:冷酒からお燗酒まで幅広くお楽しみいただけます。また、グラスに氷をいれて、炭酸で1:1で割ってレモンを入れると爽やかな風味を楽しめます。

地元料理との合わせ方:麺つゆでいただく三輪素麵や地元広陵町特産の「茄子」を使った揚げ浸しなどと合せると、口の中に旨味が広がります。

真に安心し、満足できる日本酒の追求

―酒造りで心がけていることは?

社是「昇道無窮極」(良い酒造りを目差す道に終わりはない。)を基本姿勢とし、「お客様が真に安心し、満足いただける日本酒」を求めて、酒造りに取り組んでおります。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

馬見丘陵公園では、年間を通じて色とりどりのお花が楽しめます。

お近くにお越しの際は、是非一度長龍ブリューパークへ、お立ち寄りくださいませ。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

今回ご紹介させていただいた定番商品の他に、季節限定商品「四季咲シリーズ」や、スパークリング純米酒「粉雪」などもございます。

イベントでお見かけの際は、是非一度お試しください

今回ご紹介した酒蔵について

【奈良県】
長龍酒造株式会社
奈良県北葛城郡広陵町南4
https://www.choryo.jp/

 

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酒蔵プレス編集部

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