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伝統と革新の生酛造り 【大七】大七酒造‐福島県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第220回目の当記事では、福島県二本松市(にほんまつし)の大七酒造(だいしちしゅぞう)を特集します。

超扁平精米技術の粋、極上の味わい

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

創業1752年、大七酒造は生酛造りにおいて、全国随一の評価と実績を誇ります。伊勢国より二本松に来住して始まった歴史は、現当主で十代目を数えます。

独自に開発した超扁平精米技術や無酸素充填システムなど、伝統と革新が相まって、個性豊かな名酒を醸しています。力強さと洗練とを両立させた味わいは、唯一無二の存在で、料理との見事な調和、食事の中で活きるお酒として、国内はもとより世界から高く評価されています。

―代表銘柄は?

大七 箕輪門

生酛造りの純米大吟醸酒。独自の超扁平精米技術により雑味の元になる成分を徹底除去。すっきりした飲み口ながら旨味があり、自然に薫りたつ上品な芳香と、やわらかに円熟した舌ざわりの緻密さは絶品です。

お薦めの飲み方:10~15度の冷酒で。

―イチオシ商品はなんですか? 

「楽天命(らくてんめい)

誰より米の潜在力と真摯に向き合ってきた大七は、米のうま味をとことん追求した渾身の木桶仕込み生酛純米酒に、天命を楽しむ、「楽天命」と名付けました。

まろやかで華やぎがあり、しかも複雑で奥深い美味しさ。

お薦めの飲み方:
常温・微冷温。お好みによりお燗でも。杉の枡で飲めば、雰囲気も最高です。

お薦めの地元料理:
豊潤な旨味を持った料理。例えば:いか人参。

酒造り、地域の歴史と文化の優美な調和

―酒造りで心がけていることは?

酒造りは、その土地の米や水、風土、伝統、文化を集約した存在です。地域の歴史や文化のエッセンスを、造り手独自の考えで洗練させ、昇華させたものがブランドたり得るのだと思います。

冷涼な気候、恵まれた水資源や豊かな水田といった自然環境、城下町として醸造業が奨励された歴史などが背景にあることを忘れず、伝家の生酛造りを軸に、醸造酒としての普遍的な価値の実現を心がけています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

日本の百名城に選ばれている二本松城(霞ヶ城)の本丸跡の石垣を上れば、名峰・安達太良山麓の美しい自然を眺望できます。

日本の桜百選に選ばれており桜の名所しても有名ですが、実は紅葉でも有名な場所です。桜の季節、紅葉の季節は、本丸跡から360度一面に見渡せる、すばらしい絶景を楽しめます。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

大七酒造では、生酛造りを堪能できる完全予約制の有料酒蔵見学を提供しています。

安心安全にこだわり、少人数でゆったりとしたラグジュアリーな見学コースです。5種類または7種類の大七お勧めの日本酒やリキュールをテイスティングできます。生酛造りの殿堂で、ぜひ大七をご体験ください。

今回ご紹介した酒蔵について

【福島県】
大七酒造株式会社
福島県二本松市竹田1丁目66番地
https://www.daishichi.com/

 

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酒蔵プレス編集部

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