sake 青森県

「時代の枠に捉われない、青森県の原材料を使った様々なお酒を造る蔵」【陸奥八仙】八戸酒造‐青森県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第159回目の当記事では、青森県八戸市の陸奥八仙(むつはっせん)を特集します。

伝統と革新が紡ぐ、美味と安心の酒造り

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

当蔵は、元文年間、初代駒井庄三郎が青雲の志で近江の国を出、陸奥の地にて酒造りの道に入りました。安永4年(1775)から酒造業を開始以来、蔵元代々酒を造り続けてきました。

現在、8代目庄三郎は青森県の地酒として県産の米と酵母にこだわり、仕込み水は八戸・蟹沢地区の名水を使用した、時代が求める環境と健康に配慮した安全で美味しい酒造りに挑戦しています。

―代表銘柄は?

陸奥八仙 特別純米

ブランド設立時から八戸で長く愛され続けている1本です。味わいのバランスもとれていて、どの様な料理にも合わせやすく親しみやすい定番のお酒です。

おすすめの飲み方:冷酒、ぬる燗(40度前後)。

―イチオシ商品はなんですか? 

「KM96」

弊社若手蔵人が各々レシピを考え醸す「Mixseed(ミクシード) Series」

その中でも蔵人木村賢太が醸す「KM96」(読み方:ケーエムキュウジュウロク)がオススメです。米農家のお父さんが作る飯米「まっしぐら」をほとんど削らず、精米歩合96%で醸したお酒です。

ぬる燗にしてしょうが味噌おでんに合わせて楽しんでみてください。

「シンプル工程で醸した美味しいお酒」

―酒造りで心がけていることは?

フレッシュでフルーティ、飲みやすく飲み物として美味しい酒を目指しています。また、作業工程はシンプルに杜氏に頼らずとも酒造り初心者でも造れる様に醸しています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

蔵の近くには魚菜市場や舘鼻岸壁朝市、さらには国の名勝である種差海岸、国の天然記念物「ウミネコ」の繁殖地でもある蕪島神社など八戸の名所が数多くあります。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

青森県・八戸市の湊町にある地酒蔵です。 日本酒以外にも粕取り焼酎やスピリッツ、果実酒など青森県産品を使って様々なお酒にトライしていきます。

是非八戸にお越しの際は当蔵へもお越しくださいませ。

今回ご紹介した酒蔵について

【青森県】
八戸酒造株式会社
青森県八戸市湊町本町9
https://mutsu8000.com/

 

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酒蔵プレス編集部

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