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「200周年を祝う進取の精神と伝統の融合-東京銘酒」【嘉泉】田村酒造場‐東京都

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第158回目の当記事では、東京都福生市の嘉泉(かせん)を特集します。

歴史と共に織りなす土蔵

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

文政五年創業(1822年)明治時代中期まで続いた店蔵(たなぐら)制度では、近隣の24の酒蔵の経営、製造などを監督役(総本店) を務めた酒蔵でございます。

―代表銘柄は?

代表銘柄は特別本醸造 幻の酒 です。

酒造好適米を60%まで精米した特別本醸造酒。旨口にして、味のふくらみがあり、しっかりとした飲み口。

後口の良さがその魅力で酒通に好まれる。まさに訪ね歩き探し求める幻の酒。晩酌用、宴会用に最適。

―イチオシ商品はなんですか? 

「特別純米 東京和醸」

酒本来の風味を残し、豊かな米の旨味と、柔らかな口当たりで、和食、洋食、中華を問わず、様々な料理との相性は抜群です。

冷酒からぬる燗まで様々な温度でお楽しみいただけます。 特に相性の良い料理は、豚肉と梅肉の炒め物、ペペロンチーノ、唐揚げ、回鍋肉など。

「品質と伝統を守り丁寧な酒造りの心」

―酒造りで心がけていることは?

「丁寧に造って、丁寧に売る」ことです。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

弊社のある東京都福生市では、昨年の11月に同市内の酒蔵と共に、 合同で蔵開きを開催しました。昨年は人数を制限した開催となりましたが、今年は何も制限なく開催される予定です。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

東京の酒蔵として、昨年(2022年)は創業200周年を迎えました。これらからも時代をとらえた進取の精神と気風を織り交ぜた田村酒造場らしい酒を醸します。

お近くにお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください。

今回ご紹介した酒蔵について

【東京都】
田村酒造場
東京都福生市福生626
https://www.seishu-kasen.com/

 

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酒蔵プレス編集部

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