酒類総合研究所は、令和5(2023)酒造年度(2023年7月~2024年6月)の日本酒の製造技術と酒質を競う全国新酒鑑評会の審査結果を5月22日に発表しました。
酒類総合研究所は、令和5酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会です。
令和5酒造年度全国新酒鑑評会の金賞酒と入賞酒の酒蔵の一覧は、こちらになります。
https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/pdf/r05by_moku.pdf
【全国新酒鑑評会 概要】
出品点数:828点
審査日:予審 令和6年4月23日(火)~25日(木)の3日間
決審 令和6年5月9日(木)~10日(金)の2日間
都道府県別の金賞受賞蔵数
- 1位 兵庫県:19蔵
- 2位 福島県:18蔵
- 3位 山形県:14蔵
- 4位 長野県:12蔵
- 5位 栃木県:10蔵
- 6位 秋田県:10蔵
- 7位 宮城県:9蔵
- 8位 広島県:9蔵
- 9位 新潟県:9蔵
- 10位 三重県:8蔵
兵庫県は、30銘柄が「入賞酒」として選ばれ、19銘柄が「金賞」を獲得し、その金賞受賞数は全国一となりました。
出品者の資格について
中央会の会員である酒造組合連合会及び酒造組合に加入する組合員以外の清酒の製造免許を受けている製造者についても出品することができます。