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菅首相施政方針「日本酒、焼酎などの文化資源について、ユネスコ無形文化遺産への登録を目指します」

菅総理大臣は、先月18日に召集された第204通常国会で、初めての施政方針演説を行いました。
※下記、菅総理大臣の政策方針演説の一部抜粋です。
※動画はこちらから


内閣総理大臣に就任し、政権を担って四か月、直面する困難に立ち向かい、この国を前に進めるために、全力で駆け抜けてまいりました。そうした中で、私が、一貫して追い求めてきたものは、国民の皆さんの「安心」そして「希望」です。

四 地方への人の流れをつくる

東京一極集中の是正、地方の活性化も長年叫ばれてきた課題です。「東京圏」と言われる一都三県の消費額は全国の三割に過ぎません。

残りの七割の消費は「地方」なのです。

地方の所得を引き上げ、その消費を活性化しなければ、日本全体が元気になりません。(農業を成長産業に)我が国の農産品はアジアを中心に諸外国で大変人気があり、我が国の農業には大きな可能性があります。農業に対する資金供給の仕組みも変えていきます。

さらに、主食用米から高収益作物への転換、森林バンク、養殖の推進などにより、農林水産業を地域をリードする成長産業とすべく、改革を進めます。(観光立国)我が国には内外の観光客を惹きつける「自然、気候、文化、食」が揃っており、新型コロナを克服した上で、世界の観光大国を再び目指します。

日本酒、焼酎などの文化資源について、ユネスコ無形文化遺産への登録を目指します。


政府は「日本酒や焼酎」をユネスコの無形文化遺産の2024年の登録を提案する方向で進めていることが分かりました。政府が日本酒などを提案する理由として、麹菌を使った日本独特の酒文化を挙げており、今後、申請に向けて、伝統的な技術の考え方の整理や保護措置の内容などについて調査・検討していくことにしています。早ければ来年2月にもユネスコへの登録の提案をする構えです。登録が決まれば、日本酒や焼酎の輸出促進にもつながります。

政府関係者は2013年に無形文化遺産に登録された「和食」とあわせ、日本の伝統的な食文化の振興を世界に発信できるとしていて「農産物の輸出やインバウンド、地方振興にもつながり、コロナ収束後の日本のキラーコンテンツになる」と期待を寄せています。

「和酒」が世界の文化となる第一歩を踏み出しています。
和酒について興味がなかった方も、今から知ろうとしている方も、よく知っている方も
皆さんで和酒業界を盛り上げていきましょう!!

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酒蔵プレス編集部

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