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~酒どころの大いなる恵みを、人生を豊かにめぐらせる一杯に醸します~【青乃無】ヤヱガキ酒造-兵庫県


地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第106回目の当記事では、兵庫県姫路市(ひょうごけんひめじし)のヤヱガキ酒造株式会社を特集します。

いい酒、うまい酒は澄んだ空気、美しい水の有るところで生まれる

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

創業1666年(寛文6年)。兵庫・播州地域北西部に流れる林田川。いい酒、うまい酒は澄んだ空気、美しい水の有るところで生まれます。

その地で350年間にわたり「八重垣」の名のように幾重にも酒造りの技を培ってきました。

本場で育まれた酒米の王様「山田錦」、「鹿ヶ壺」を源流とする揖保川系林田川伏流水、そして「寒仕込み」を究める蔵人の技と挟持。3つの柱が、「八重垣」の芳醇なる旨味を生み出します。

―代表銘柄は?

  • 純米大吟醸 青乃無

―イチオシ商品はなんですか? 地元の食材・料理とはどんな合わせ方がおいしいですか?

多面的で表情豊かな香りと、気品とバランスの良さを感じる日本酒です。

サクランボの種や洋梨のコンポートのようなエキゾチックさと、軽やかで華やかな香りを合わせ持っています。

控えめながらも複雑なレイヤーが織りなすフルーティーで柔らかく繊細な味わい。フィニッシュまで澄んで細やかな印象。ナチュラルな広がりに余韻の長いバランスの良いお酒。懐石などグレード感のある食事から家庭料理まで合う、オールマイティなお酒です。

新しい味の創出

―酒造りではどんなことを心がけていますか?

清酒を取り巻く環境も量から質の時代へ変化し、また国内需要のみならず海外でも日本酒が飲まれるようになりSAKEのグローバル化が進んでいます。

1666年の創業以来、脈々と続く3世紀を超す伝統の技を大切にして但馬杜氏としての伝承も行っていき、その上で新しい時代に際して変わりつつある酒のニーズに応えるべく、新しい味の創出に努力していきます。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

最高級の酒米「山田錦」の本場であり日本酒発祥の地といわれている播磨地域(13市9町)が、2020年に世界ブランド「GIはりま」に指定されました。

世界文化遺産姫路城との相乗効果で今後も世界へ「はりま」の知名度が上がっています。

日本酒のふるさと「はりま」のテロワール日本酒として各蔵元の切磋琢磨が地域全体の価値を高めています。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

清酒「八重墻」の名は、古事記の「八雲立つ 出雲やゑがき つま隠みに やゑがきつくる そのやゑがきを」からきています。

速須佐男命(はやすさのおのみこと)が八俣遠呂智(やまたのおろち)を退治し、そして七重八重に垣をつくって櫛名田比売(くしなだひめ)を護り、その喜びを詠ったとされています。

心からあふれでる喜びを大らかに歌い上げた、おめでたい酒銘です。

今回ご紹介した酒蔵について

【兵庫県】
ヤヱガキ酒造株式会社
https://www.yaegaki.co.jp/sake/
兵庫県姫路市林田町六九谷681

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酒蔵プレス編集部

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