株式会社鳴海醸造店
青森県黒石市
『酒蔵紹介』
創業文化3年(1806)青森県黒石市の中で最も古い歴史を有しています。石高は350石と小さな田舎の酒蔵になります。南八甲田山と岩木山に囲まれた津軽平野で田園地帯がそびえていて酒造りの環境には適しています。代表銘柄は、「菊乃井」「稲村屋文四郎」として地元では多く知られています。「菊乃井」の名の由来は、二代目文四郎が菊の花を愛し、この芳香を酒に取り入れれば酒の楽しみもまた、一段と増し御得意先にも喜ばれるよう吟醸の搾りの際、槽口に菊の枝を置いて成功したことから始まる。
現社長は平成25年11月に社長になり、社長兼杜氏として活躍しています。
昭和34年12月26日に現在の株式会社を設立。平成10年には、黒石市の文化財として指定。平成17年には、伝統的建造物群の町並みが指定されました。
青森県産の酒造好適米「華吹雪」「華想い」「華さやか」を主に使用し、酵母も県産の「まほろば吟」「まほろば醇」「まほろば華」などを使用しています。水は八甲田山系の伏流水(軟水)を使用し職人が丹精こめた、他では無い青森県の酒造りにこだわりをもっています。今から5年前に新ブランド「稲村屋」を立ち上げ特約店のみで販売して約30店舗で展開しています。東京市場は出遅れたため、ほとんど流通していなく認知度は低いがイベントと通してお客様の意見を聞き酒造りに反映していく姿勢です。
『現在の酒造りの近況について』
コロナ禍により青森県を代表する「弘前さくらまつり」「青森ねぷたまつり」の中止が575億円の経済損失となっている中、影響はかなり厳しいです。
このような中でも酒造りに対する姿勢は、飲んで頂ける人の笑顔を思い浮かべ大変な作業の中ですが頑張って行きたいと思っています。
美味しい日本酒をもっとたくさんの人に知って頂きたいと思い初の参加になります。美味しい日本酒と食文化に触れて大いに楽しんで頂ければと思います。
『和酒フェスへお越し頂くお客様への一言』
知名度は低いですが、飲んで頂き美味しさを体感して頂きたいと思います。
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