Home 日本酒ニュース 秋田SAKEカフェfor女子会に行ってきました。会場レポート!


「秋田SAKEカフェfor女子会!」は、秋田の酒蔵17社が集結し、地元の食材を贅沢に使った郷土料理と共に秋田の酒をゆっくりと堪能できるよう料理内容から会場、そしてお土産まで用意された女性の為だけの日本酒イベント。
この会は、今年9月に約800名の参加者を集め大盛況に終わった「秋田SAKEカフェin東京」の第2段として開催されました。
秋田県主催、秋田酒造協同組合共催のもと、300席用意されたチケットは完売となり、当日は幅広い年齢層の参加者が会場を埋め尽くしました。立冬を前に東京から遠く離れた秋田の酒蔵では、今年の仕込みが始まり、日ごとに蔵内の空気は緊張が張り詰めてく頃。酒蔵17社の蔵元や関係者がこのイベントに直接駆けつけてくれ、会場は熱気に包まれました。

その様子をレポートします。

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 2015年11月6日(金)、ベルサール汐留の大きなイベントホールに宴会用の8人掛けの丸テーブルが所狭しと並ぶ。その数、なんと46卓!さながらテレビで見る大物芸能人の結婚披露宴のような…。
女性限定の日本酒イベントということで、お料理もコース仕立てで供されることから、日本酒イベントでは珍しい全席指定の着席スタイルです。お席には、紙袋に入ったお土産(日本酒4合瓶と女性に嬉しい秋田美人のうるおいマスクセット)とお食事のメニュー、それから「秋田酒カフェfor女子会」のタイトル入りのオリジナルおちょこが予め用意してありました。
ゲストの女性たちも早速、主催の方々の行き届いた気配りを感じられたのではないでしょうか。
受付ではご当地秋田からなまはげが「悪い子はおらんがね―」とお出迎え。いえいえ、ここには一人もおりません。悪い子なんて(笑) 女性たちの「写真撮らせて攻撃」になまはげもタジタジ…という場面も!

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 お食事は全て秋田の滋味あふれる食材をふんだんに使ったメニュー。一品ずつ丁寧な説明が添えられています。これだけでもずいぶんと原材料のかかったメニューであることが分かります。これに秋田の17蔵62銘柄のお酒を自分の好みで合わせられるのですから、こんな贅沢はないかも!各テーブルにはお料理を運んでくださる給仕係の方がつき、イベントの進行に合わせてタイミングよくお料理を持ってきてくださいました。途中、「きりたんぽ」は会場内で出来たてをよそって下さるので、お代り自由!五臓六腑に日本酒と共に浸みわたる感じが格別でした。また、きりたんぽ鍋は参加者からは身体が温まるので嬉しいとの声も上がりました。PR出店されていた、「いぶりがっこチーズ」が飛ぶように売れてました。20代の女性たちがいぶりがっこを「美味しー」と言ってバリバリと食べている…

1 秋田前菜盛合せ
秋田を代表する珍味のじゅんさい。いぶりがっこはクリームチーズ添えで日本酒とのマリアージュは完璧!この燻製たくあん、発酵食品でもあるので素材の大根のビタミンやミネラル、良質なたんぱく質が凝縮していて実はとてもいい栄養食品!

2 比内地鶏の生ハムサラダ
日本三大美味鶏の比内地鶏。肉の味が生ハムの塩味としっくりと落着いていてサラダにするのがもったいな位! まずは爽快な日本酒と共に…

3 白神まいたけキッシュ

食物繊維が豊富なまいたけは香りも高くキッシュに合って、全然マッシュルームに負けていません! 濃厚なキッシュの味に負けない日本酒を沢山発見…

4 秋田牛のステーキ

口の中でとろける濃厚かつ甘いビーフ。秋田県産黒毛和牛の新ブランド「秋田牛」はお米で育てた牛肉。この分厚いスライスもまた嬉しい♪ 日本酒が進みます。秋田牛がこんなに美味しいなんて知りませんでした…ごめんなさい!

5 きりたんぽ鍋

お酒もすすみ、具材たっぷりのお鍋。丸い形と円筒形と二種類のきりたんぽがありました。お腹も気持ちもほっこり温めてくれました。鶏肉のタンパク質やきのこ類、お野菜で高たんぱくと良質な油脂、日本酒と一緒にいただけば美肌効果は抜群です!

6 デザート:ほおずきゼリー&秋田五城目きいちごロール
ぷよぷよのゼリーの食べ方。多くの方が初体験で、ゼリーを包んでいるものをどうやって破るのか? フォークでツンツン…テーブルのお隣同志で盛り上がりました。木イチゴのピンク色がとてもキレイ!甘酸っぱく、ポリフェノールやビタミンEが豊富。最後は女子力まで上げていただきました♪ 高い芳香と甘さには日本酒の吟醸香と相性いいんじゃない?などと 最後まで飽きることなく。
会場全体に蔵ごとに17のブースが設営されており、参加者は自分のおちょこをもって色々な銘柄を試せます。 直接、蔵元からお話を聞きながら質問したりしながら、味わいの違いを楽しみます。どんなお料理に合うのか、日本酒の多様性が分かる…その場でどんどん自分のものになっていく実感。 これぞ、日本酒イベントの醍醐味ですね! 女性たちの目がキラキラと輝いていくのが良く分かります。

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 蔵によっては同じ純米大吟醸でも酒米と仕込みの仕方が違うだけで全く味の異なるお酒になることが分かるような銘柄を揃えて参加者に分かりやすい形で日本酒の面白さを伝えてくださった。また、「女性には季節柄、熱燗で身体の温まり方を実感してほしい」と、熱燗向けのお酒で温度を変えて味の違いを紹介されていて、多くの注目を集めていました。他にも、女性を意識して日本酒度-80や-35なんていう特別スイートなお酒まで登場!

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 もちろん、テーブルに戻ってゆっくりとお食事とともにいただくことも可能。グループで参加した方たちは、それぞれが違う酒蔵ブースからテーブルに持ち帰り、ワイワイする姿も沢山。テーブルには日本酒の仕込み水=和らぎ水が用意されています。

 また各蔵に古くから棲みついている酵母菌(家付き酵母とも言う)を探し出し、永年の眠りから目覚めさせて造った「蔵付分離酵母で造った純米酒シリーズ」は、各蔵ごとに1番から24番と商品ラベルが付いている。この順番、中々姿を現してくれなかった酵母菌が24番目だそう。蔵ごとに個性がここまで違うということですね。こういった企画がなせるのは「美酒王国秋田」としてのプライドあるからこそ。そして、蔵元の横の強い連帯感さえ感じます。

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 今日の司会進行のタレントで日本酒スタイリストの島田律子さんは終始会場を明るいトークで盛り上げてくれました。
ミス・ユニバース秋田代表で日本大会では「TANITA」特別賞を受賞された、タレントの久杉香菜さんとのトークショウでは、「SAKE+Beauty&Healthy」がテーマ。秋田美人の久杉さん、女性でもほれぼれする長いすらっとしたカモシカのような手足…しかし、トークショウ前半で早々、久杉さんは自衛隊入隊の経験があり、「日本酒が大好きで一升は軽く行ける!」とイメージを覆す発言に会場の注目が一気に集まる(笑)  参加者の皆さまもさぞかし酒豪揃いのことなのでしょう。

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 蔵元コンテストでは人気投票で選ばれた蔵元が登壇、どの方もトークも面白いし個性あふれる魅力的な人たち!
「一緒に飲みたい蔵元No1」に選ばれた刈穂の蔵元は本当にイケメンの20代。試飲ブースでは何重にも人垣ができて近づけなかったところだ。結果は…以下のとおり。ただし、この結果。筆者の予想とは全然違った。そうお酒の好みと同じように、それぞれの味、楽しみたい雰囲気は人それぞれシチュエーションで違うのだ。

■一緒にお酒を飲みたい蔵元
 優勝:刈穂酒造
■お父さんにしたい蔵元
 優勝:日の丸醸造
■男気がありそうな蔵元
 優勝:福禄寿酒造
■話が面白い蔵元
 優勝:阿桜酒造
■甘えたい蔵元
 優勝:鈴木酒造店

【感想】

 日本酒、飲んで酔い会♪ 会場は300名の女性ぎっしりで熱気ムンムン。「こんな光景みたことない」と参加者から多くきかれました。20代のグループが数多く見受けられたが、50代・60代と思しきマダムの姿も。実際、東京で見かけるあらゆるジャンルの女性が終結しているよう。

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 蔵元ブースに人垣がある場合、男性が多いイベントだと女性はやや入りずらいこともあるのですが、今回はその点、なんだか居心地がいい♪ みなさん、それぞれ適度に距離と時間を見計らっているから、蔵元と交流したり気に入った銘柄の写真をとりながらも、スムースに各ブースを出入りできる。日本酒を愛する女性はやはり気配りもできる繊細かつたおやかな女性たちばかりのよう♡ 

 久しぶりの日本酒ブームの今、女性の目線で日本酒を切り取った今回のイベント。ホテルライクなおもてなしをしていただき、参加者の女性たちは皆さま大満足。主催サイドの方々の熱意に感謝です! 今回の大成功を経て、今後益々このようなイベントが増える予感してならない。

文・ZOE(ゾーイ)

秋田SAKEカフェfor女子会
http://akitasakecafe.com/

秋田県酒造共同組合
http://www.osake.or.jp/


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