西宮の日本酒を若い世代にアピールしようと、関西学院大国際学部の木本圭一教授(企業分析)のゼミ生10人が、日本酒カクテル「宮モヒート」の普及に乗り出した。ミントとライムジュースを加え、ジンジャーエールで割ったさっぱり味。10月4、5日に西宮神社で開かれる「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」で提供する。
昨年度のゼミ生が西宮市主催のコンテストに出品した「宮水ハイボール」を発展させた。「炭酸がきつく日本酒の風味が生きない」と指摘され、日本バーテンダー協会に所属する宇座忠男さん(71)に相談したところ、「宮モヒート」を提案された。
3年生の鄭謙絵さん(23)は「日本酒は二日酔いしやすい、と避ける友人が多い。この企画で酒造会社を訪問し、日本酒に対する誤解が減った」。3年の井手ちひろさん(22)は「匂いが苦手だったが、宮モヒートに出会って日本酒が好きになった」。
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