地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第177回目の当記事では、山口県岩国市(いわくにし)の旭酒造(あさひ)を特集します。
味わい豊かな酒が紡ぐ楽しい生活の一杯
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
大量販売の論理から生まれた酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒を目指してきました。
何より、酒のある楽しい生活を提案する酒蔵であり続けたいと考えています。
生活の、一つの道具として楽しんで頂ける酒を目指して、「獺祭」(だっさい)を醸しております。
―代表銘柄は?
「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」
23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。
華やかな上立ち香と口に含んだときのきれいな蜂蜜のような甘み、飲み込んだ後口はきれいに切れていきながらも長く続く余韻。
お薦めの飲み方&料理:冷や(10〜12℃)を小ぶりなワイングラスで。
お薦めの地元料理:ふぐ、白身の刺身、だしを使った野菜料理など。
真に美味しい酒の追求
―酒造りで心がけていることは?
真に美味しい酒を目指して酒造りをしております。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
2022年7月に旭酒造本社蔵前に隈研吾先生デザインの「久杉橋」が完成いたしました。是非ドライブがてら見に来ていただけると嬉しいです。
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
これからも「昨日より美味しい酒」を造るため、邁進してまいります。今後とも獺祭を宜しくお願い致します。
今回ご紹介した酒蔵について
【山口県】
旭酒造株式会社
山口県岩国市周東町獺越2167-4
https://www.asahishuzo.ne.jp/
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