酒類総合研究所は2019年5月17日、平成30年度に製造された日本酒の出来栄えを競う【全国新酒鑑評会】の審査結果を発表しました。
全国から857点の出品があり、入賞は416点。このうち、特に優れていると評価された金賞が237点でした。
都道府県別では、福島県が金賞酒に22銘柄が選ばれました。金賞銘柄数は都道府県別で最多となり、7年連続「日本一」に輝きました。以下、秋田県が18、兵庫県が16、新潟県が15、長野県が14と続きました。
全国新酒鑑評会とは
酒造年度毎に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えられています。
写真:平成29酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会の模様
※ 平成30造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会は2019年6月15日に東京・池袋サンシャインシティにて開催予定です。416点の入賞酒をきき酒できます。
(詳しくはこちら)http://unravel.daa.jp/sakefair2019/index.html