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人の心に寄り添う酒【越後雪紅梅】長谷川酒造‐新潟県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第202回目の当記事では、新潟県長岡市(ながおかし)の長谷川酒造(はせがわしゅぞう)を特集します。

180年の醸造の歴史が息づく、長岡市にある醸造町の酒蔵

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

天保13年創業以来180年、新潟県長岡市にある醸造の町摂田屋にて酒造りを営んでいます。受け継がれた伝統と道具を用い、築100年を超える蔵の中で、時と自然に寄り添い、人の手による酒造りを行っています。

豊かな水や米はもちろん、酒造りにとって気候にも恵まれた土地で、地域には味噌・醤油・日本酒の醸造蔵が6軒集まっています。

―代表銘柄は?

「越後雪紅梅 純米大吟醸」

口に含むと広がる上質な旨み、芳醇で優雅な香りがゆったりとした余韻を醸します。

お薦めの飲み方:冷酒・常温・ぬる燗

―イチオシ商品はなんですか? 

越後雪紅梅 180周年記念酒 蔵の年輪醸

2022年12月15日に創業180年を迎えました。その記念酒として発売された商品です。

創業180周年を記念して醸した純米大吟醸酒。信州から越後へ移り住み、酒造りを始めたルーツをたどり、長野県産の希少酒米「金紋錦」を使用しました。マスカットを思わせる爽やかな香りと、甘みと酸味が繊細に絡み合う上品な味わいのお酒です。

お薦めの飲み方:冷酒・常温

食と語り合う、心地よさを追求した酒

―酒造りで心がけていることは?

長谷川酒造が目指す酒は、食事を引き立てながらも邪魔をせず、飲み飽きしないお酒です。柔らかで丸みを帯びた口当たり、お米の旨みを感じながらも程よい辛さが心地よいすっきりとした後味。

目の行き届く範囲でしか造らない、小さな地酒蔵だからできる小タンク仕込みに、蔵人・従業員一同が最高のパフォーマンスを注ぐ。それが長谷川酒造の酒造りです。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

醸造の町「摂田屋」には6軒の酒蔵があります。一斉蔵開きを行うなど、地域一丸となって観光スポットとして楽しんでいただけるような取り組みを行っております。

お土産を購入できるスポット(サフラン酒様)、酒造りを学べるミュージアム(吉乃川様)、日本庭園が楽しめる甘味処(江口団子様)、発酵をテーマにしたカジュアルフレンチ(5en様)、蔵をリノベーションした雑貨屋(LIS様)などがあります。

詳しい情報:摂田屋(https://hakko.na-nagaoka.jp/round_settaya/

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

コンセプト「一口を、一夜を、毎日を。あなたの日々を照らし寄り添うお酒でありたい。」

楽しい宴や日々の晩酌、そしてほっと一息つきたい瞬間、様々なシーンで共にあるお酒でありたいと願っています。

今回ご紹介した酒蔵について

【新潟県】
長谷川酒造株式会社
新潟県長岡市摂田屋2丁目7番28号
https://sekkobai.jp/

 

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酒蔵プレス編集部

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