地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第277回目の当記事では、埼玉県比企郡(ひきぐん)の松岡醸造(まつおかじょうぞう)を特集します。
松岡祐右ヱ門が築いた伝統の酒造り
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
元々は新潟、越後頸城郡柿崎で酒造りにかかわる家柄に生まれた初代・松岡祐右ヱ門。
1851年(江戸時代:嘉永四年)に水・米・消費・物流など、酒造りに適した環境である埼玉県小川町にて創業。現在に至る。
―代表銘柄は?
「帝松」
帝は国の頂点を指し、松は変わらない緑色から、永遠に栄えるようにとの意味合いでこの名に。お客様本位をモットーに醸す。
みかどまつ:モットーのお客様本位の中に私(七代目)も含まれますよね、ということで、ある種自分本位の味わいを造るシリーズ。
―イチオシ商品はなんですか?
「帝松 虎ノ巻 黒」
日本酒度+14と数値上は大辛口ながら、香り高く旨味もたっぷり。しかしキレはしっかりとあるため、飲み飽きしない逸品。
お薦めの飲み方:冷酒
地元料理との合わせ方:うなぎの蒲焼、鯉の洗い
盤石さとユーモラスさの両刀
―酒造りで心がけていることは?
盤石さとユーモラスさの両刀
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
小川町の酒蔵めぐり(日本酒蔵2、地ビール1、ワイナリー1)
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
松岡修造さんがいらっしゃるので松岡酒造と間違われがちですが、松岡醸造です!でも同じくらいの熱量で酒造りに向き合ってますのでぜひ!
今回ご紹介した酒蔵について
【埼玉県】
松岡醸造株式会社
埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2
https://www.mikadomatsu.com/
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