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日本酒の醸造酒仲間「日本ワイン」は熱気上昇中!【第1回 日本ワインMATSURI祭】

酒蔵プレス、レポーターの酒井です。

先日、豊洲で開催された農林水産省関東農政局主催「公開講座「日本ワイン」を学ぶ ~日本にワインの「風土」は根付いたのか?~」に取材へ行ってきましたので紹介します。

ワインは、日本酒と同じ醸造酒になります。よく白ワインと日本酒は似ていると言われることも多々あります。

ワインは、下記の3カテゴリーに分けられます。

1.輸入ワイン
2.国産ワイン(原料が日本産か海外産かに関わらず、日本で製造・販売する全てのワイン)
3.日本ワイン(国内産のブドウから造ったワイン)

現在の日本におけるワインの消費量の内訳は、輸入ワインと国産ワインで全体97%を占めており、日本ワインはわずか3%です。2014年国税局発表では、日本のワイン市場は371,200Kl(内、輸入ワインが259,000kl、国産ワインが112.200kl)です。
生産量の多い産地は、北海道、山梨、長野の順番になっております。その他に山形県、兵庫県、新潟県、秋田県、熊本県、岡山県、九州でもワインが生産されています。余談ですが、ワインの生産県では、大手メーカ工場のある神奈川県が2位になります。

先日、国税庁から日本酒の定義を「国内産のコメを原料に国内で製造された清酒だけを「日本酒」として販売できる」と公表されました。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150611-OYT1T50182.html
「日本ワイン」も同じ定義で、「国内産のぶどうを原料に国内で製造されたワインだけを「日本ワイン」として販売できます。

日本産醸造用ぶどう品種は、赤ワイン向けには、メルロとマスカットベリーAが主力で、現在、カベルネとビノ・ノワールに挑戦しています。白ワイン向けには、シャルドネと甲州がメインです。

日本ワイナリー数は、2005年に82社、2015年に185社と1年に10ワイナリーの頻度で増えており、今後は、日本ワインの生産量が増える思うと楽しみです。

「日本ワインMATSURI祭」(江東区の豊洲公園)

公開講座「日本ワイン」を学ぶの取材のあと、「第1回日本ワイン祭り」(主催:農林水産省関東農政局、江東区の豊洲公園)が開催されていたので行ってみました。
http://nihonwine.tokyo/

【日本ワインMATSURIオープニング

北海道から宮崎県まで、18都道府県51ワイナリーが参加して、大盛況すぎて、売り切れ続出だったようです。

先日、国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩餐会の乾杯酒は、ドン・ペリニヨン1998年(5万円相当)だったようだが、日本のスパークリングワインが早く登場して欲しいものです。

ワインの中には、フレッシュ&フルーティでやや甘口ワインで、気に入った日本ワインがありました。
第2回を期待したいと思います!!!

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酒蔵プレス編集部

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