sake ニュース プレスリリース

14年間の氷温熟成。ヴィンテージ日本酒『礼比』日本酒の価値を高めた一本

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」(運営: 株式会社Clear)は、2024年5月24日(金)より、14年間の氷温熟成を経たヴィンテージ日本酒『礼比(らいひ)』を数量限定で発売します。購入には事前登録が必要で、ブランドサイトで申し込みが可能。

氷温熟成14年『礼比』3つの異例のこだわりが生んだ、妖艶なアロマと優美な味わい

◆14年間の氷温熟成

『礼比』は、マイナス5℃以下の氷温環境で14年間熟成されたヴィンテージ日本酒です。氷温熟成を行うことで、10年以上もの歳月を経た熟成酒でありながら、新酒のようなフレッシュな面を持ち、極めてなめらかなテクスチャーを実現させています。

◆甘やかな樽香を生み出したフレンチオーク樽熟成

氷温環境の中、ミディアムローストのフレンチオーク樽に3年間貯蔵しています。これにより、エレガントな甘やかさを含んだ樽香、上品なバタースコッチを思わせるトーン、鼻孔をくすぐるアロマが生み出されました。

◆累乗がもたらす濃密な甘み

日本酒の醸造方法のひとつに、仕込み水の一部に日本酒を使用することで、深い甘味と旨味をもたらす製法があります。『礼比』は、この日本酒を重ねるようにして醸造する「累乗仕込み」製法により、濃密で奥行きのある瑞々しい甘みと、立体感のある旨みを生み出しています。

氷温熟成と通常の熟成の違い。華やかさと、なめらかなテクスチャーが特徴

例えばワインの一般的な熟成の温度帯は12〜15℃ですが、『礼比』の熟成温度はマイナス5℃。熟成温度が大きく異なります。

0℃を下回る温度では、あらゆる分子の活動が沈静化するため、熟成のスピードは極めて遅くなります。通常、日本酒の熟成は、その変容の過程で「メイラード反応」というものが起こり、醤油の香ばしさにも似た円熟した香りを発します。しかし、『礼比』は氷温でゆっくりと熟成を進めることにより、その香り成分の発生が極端に抑えられ、瑞々しい華やかさを保ったまま熟成しました。

日本酒は熟成させると、深遠な琥珀色に変化していきます。29年熟成の『現外』は、おおよそ15℃で熟成させているため、美しいアンバーカラーをしています。一方で『礼比』の色合いは、水彩を思わせるほどの淡いレモンイエロー。これこそ、氷温熟成の証です。

氷温が贈る、至香の一滴『礼比』

妖艶な香りを纏った瑞々しい甘味。洗練を極めるなめらかな口当たり。凍てつく氷温庫で十数年眠り続けた『礼比』は、ひときわ輝きを放つ氷温熟成酒です。

商品名:礼比|RAIHI

製造者:永井酒造(群馬)

内容量:500ml

価格:¥165,000(税込・送料別)

販売開始日:2024年5月24日(金)

商品ページURL:https://jp.sake100.com/products/raihi

『礼比』は事前登録いただいた方のみご購入いただける特別な商品です。

醸造パートナー 永井酒造とともにお届けする『礼比』

『礼比』の醸造パートナーである永井酒造は、1886年(明治19年)、群馬県川場村にて創業しました。

日本酒文化を世界に広めるため、ワインの本場・フランスのシャンパーニュ地方で学んだ「スパークリング」や「ヴィンテージ」といった概念をいち早く日本酒に応用した酒蔵で、日本酒の奥深さと新たな魅力を世界に発信し続けています。

さいごに

近年では熟成酒が再注目されはじめ、様々な価値や個性をもった商品が登場しています。
『礼比』のように、確かな価値を持つ熟成酒の登場により、海外での期待も高まっています。
普段慣れ親しんでいない方も、これを機に、奥深い熟成酒の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

 この記事が気に入ったら、いいね !・シェアしよう
最新記事をお届けします!

  • この記事を書いた人

酒蔵プレス編集部

あなたと酒をつなぐSAKEメディア 「酒蔵PRESS」では、Made in JAPANの日本酒を中心に、和酒(日本酒、焼酎、泡盛、梅酒、リキュール、地ビール、日本ワインなど)に関わる情報を発信しています。

-sake, ニュース, プレスリリース
-,

© 2024 酒蔵プレス