安らぎと喜びと感動を伝える酒造り 【越の白鳥】新潟第一酒造‐新潟県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第260回目の当記事では、新潟県上越市（じょうえつし）の新潟第一酒造（にいがただいいちしゅぞう）を特集します。

４軒の酒蔵の結集から生まれた蔵

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

1922年亀屋酒造として創業。1963年に5軒の酒蔵が合併して新潟第一酒造株式会社に改組。

農学博士の飯田茂次先生を招致し、裏山からこんこんと湧く柔らかい伏流水で、当初はすっきり綺麗な辛口酒を目指した。

―代表銘柄は？

「純米吟醸 越の白鳥 秘伝仕込み」

歴代杜氏から脈々と伝わる秘伝の醸し技法を駆使して造りあげた、流麗で旨口な純米吟醸酒です。

お薦めの飲み方：冷やか冷やして。

―イチオシ商品はなんですか？　

「純米大吟醸　越の白鳥ND」

基本輸出専用酒ですが、華やかな香りと流麗で綺麗な味わいにて、ワイン感覚で飲める吟醸酒です。

お薦めの飲み方：冷やして飲む。

お薦めの料理：塩味のある乾きものや、クラッカーのような軽いおつまみに良く合う。

清潔第一、時間を大切に

―酒造りで心がけていることは？

洗浄、清掃、清潔にすることが何よりの基本。次いですべての行程、作業に手間暇を惜しまない心持ちを抱いて誠実に向き合うこと。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

蔵の近くではありませんが、酒豪と言われた「上杉謙信公」の居城があった上越市春日山周辺は、独特の霊気と凛とした雰囲気を感じれるパワースポットだと感じるので、是非一度おいでください。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします！

「お客様のこぼれる笑顔が見たい」という目的をもって取り組む私たちの酒は一言、「飲んだら一発で違いがわかる」。これからも絶え間なく地道な精進を続けて参ります。

今回ご紹介した酒蔵について

【新潟県】
新潟第一酒造株式会社
新潟県上越市浦川原区横川６６０
https://www.hakucho-sake.com/index.html