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奥房総の地で、久留里の名水を使い、兄弟で醸す蔵【福祝】藤平酒造‐千葉県

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第214回目の当記事では、千葉県君津市(きみつし)の藤平酒造(とうへいしゅぞう)を特集します。

純米酒への情熱。久留里の酒、三兄弟新たなる挑戦

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

保元年(1716年)に創業し、城下町でもある久留里で300年以上続く酒蔵です。歴史の中で、代々酒造りを営み、銘柄「福祝」を生み出しました。

先代の想いを受け継ぎ、三兄弟が中心となり、日々酒造りに研鑽を重ね、切り盛りしています。次男は仕込み全般を担い、三男は麹造りと営業を、長男は事務全般を担当しています。一本一本を丁寧に仕込み、量産では出せない誇りを持ち、その技術の粋を守り続けています。

そして、アルコール添加酒の製造をR3BYから止め、純米酒のみの製造に切り替え、さらに昨年から自社田での米造りもスタートしました。

―代表銘柄は?

福祝 山田錦50%磨き純米吟醸

IWC2020,2021連続ブロンズ受賞、当蔵一番人気酒です。

お薦めの飲み方:冷酒、常温。

―イチオシ商品はなんですか? 

「福祝 特A山田錦29%磨き純米大吟醸

Kura Master2021年度プラチナ受賞、藤平酒造の最高峰酒です。

伝統を守りながら、新たな挑戦を続ける、酒造りの心

―酒造りで心がけていることは?

受け継がれた伝統や基本を守りつつ、何か挑戦することを心掛けています。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

「濃溝の滝」は、いまだに人気のスポットです。

―最後に、読者へのメッセージをお願いします!

美味しい料理とともに、是非『福祝』を飲んでください。

今回ご紹介した酒蔵について

【千葉県】
藤平酒造合資会社
千葉県君津市久留里市場147
https://fukuiwai.com/

 

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酒蔵プレス編集部

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