地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。
今回は、滋賀県犬上郡多賀町のおおたき里づくり研究所を特集します。
地域文化を映すハーブリキュール

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
多賀町大滝地域に残された酒蔵をリノベーションし、地域資源を活用したハーブリキュールの製造・販売に取り組んでいます(現在、酒類製造免許を申請中)。
原材料にこだわり、琵琶湖周辺の里山が育んできた、人と環境にやさしい暮らしの文化を一杯のリキュールに込めて、多くの方に味わっていただきたいと考えています。
地域の農産物や植物の魅力を引き出し、里山の新たな価値を形にしていきます。
―代表銘柄は?

「SATONOWA® No.3 クロモジ&赤シソ」
容量:200ml、500ml
アルコール度数:15度
原料:太田酒造の粕取り焼酎を原酒に、多賀町産ビーツ、自家栽培ローゼル、クロモジ、赤シソ、ニガヨモギ、甜菜糖を使用
お薦めの飲み方:炭酸割り、ロック、ストレート
おすすめのペアリング:肉料理、油料理

「SATONOWA® No.4 ジンジャー&ハイビスカス」
容量:200ml、500ml
アルコール度数:20度
原料:太田酒造の粕取り焼酎を原酒に、長浜産ショウガ、自家栽培ローゼル、多賀町産ビーツ、ニガヨモギ、甜菜糖を使用
お薦めの飲み方:炭酸割り、ロック、ストレート
おすすめのペアリング:肉料理、油料理
里山の恵みを生かした酒造り

―酒造りで心がけていることは?
地域の原材料が持つ個性を、できるだけ素直に引き出すことを心がけています。
ビーツ、ローゼル、クロモジ、ショウガなど、琵琶湖周辺の里山で育まれた素材の香り、色、苦み、甘みの調和を大切にしながら、里山の自然や暮らしの文化が感じられる一杯を目指しています。
―読者へのメッセージをお願いします。
多賀町大滝地域に残された酒蔵を受け継ぎ、琵琶湖周辺の里山で育まれた原材料を活かしたハーブリキュールづくりに取り組んでいます。
一杯のお酒を通じて、地域の自然や暮らしの文化、人と環境にやさしい里山の営みを感じていただければ幸いです。ぜひ、SATONOWA®の味わいをお楽しみください。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
母体であるNPO法人おおたき里づくりネットワークでは、大滝地域全体をひとつの宿と見立てる「アルベルゴ・ディフーゾ」の考え方を取り入れ、地域の活性化に取り組んでいます。
現在、古民家を活用したゲストハウスや交流拠点の整備を進めており、里山の自然、地域の食、歴史ある酒蔵などをゆっくり楽しんでいただける滞在型の地域づくりを目指しています。
今後は、酒蔵見学や試飲、農産物・ハーブの圃場見学なども含め、大滝地域ならではの体験を充実させていきたいと考えています。
今回ご紹介した酒蔵について
【滋賀県】
株式会社おおたき里づくり研究所
滋賀県犬上郡多賀町富之尾1656
公式サイト:https://www.satozukuri.jp/
ECサイト:https://ohsb.base.shop/